終盤勝負!Timがオープン優勝
予選で存在感を示したのはRay GOTO(Melo)、瀬下舜斗(HAYATO)、貞末優和(SADA)、そして「Team LOOK Crit」のライダーたち。コースは加速と減速を繰り返すため、前方に位置することで単純に邪魔な選手がいなくなり、レースをコントロールしやすく走りやすくなる。
一方で後方は前の選手の影響を受けて渋滞気味になり、自分のペースも作れないため、後方は一気に不利になっていく。
決勝はナイトレース、20周回で先着を競う。顔を出すところが無いほどに観客で埋め尽くされたコースに選手たちが入場。選手紹介を終えるとレースがスタートする。
レース序盤はMeloとHAYATOが先頭でペースを上げていく。なかなか前に出ることが難しいレースということもあり、このまま進むかと思われた。しかしレース中盤でSADAが先頭に出ると、HAYATOとSADAが先頭を争いながらレースが進んでいく。
日本人同士の先頭争いが続くかと思われたが、中盤を過ぎて一気に前に出たのは「Team LOOK Crit」のTimosee Cereza(Tim)。
中盤までは身を隠すかのようにしていたが、いつの間にか先頭に出ると、そのまま後ろを千切ってしまい、圧倒的な強さを見せて1着。2着にはHAYATOとの勝負を制したSADA、3着にHAYATOの結果となった。
ハンパない強さのMichelle
WTNBクラスには『sfiDARE CRIT』の主催者でもある児玉和代に加えて、「Team LOOK Crit」からMichelle Degraafも参戦。
レースは1周目からMichelleが前に出ると、単独で他の選手を突き放していき、他の追随を許さずフィニッシュ。2位は児玉和代、3位に松岡有紀という結果となった。
Michelleがレースを制し、「Team LOOK Crit」の選手が両クラスともに優勝を果たした。
オープン優勝Timインタビュー
予選からとても速く、タフなレースでした。たくさんの観客の応援で脚を溜めるよりは、気分が上がってついつい加速してしまいました。コースレイアウトも良かったですし、今回は招待してもらってとても嬉しかったです。
レースはもちろん勝ちに来ましたし、WTNBの方ではMichelleも勝ってくれましたので、結果には満足しています。
今日は本当に大勢の方が来てくれて、このピストレースを観てくれたことに感謝します。
WTNB優勝Michelleインタビュー
とっても楽しかったです。たくさんの観客がいましたし、応援もしてもらえました。雰囲気が最高でしたね。今回はTeam LOOK Critとして参加しました。実は今日、ボーイフレンドの誕生日なんです!
会場一同:お誕生日おめでとう!
ボーイフレンド:ありがとうございます!
Michelle:皆さん、ありがとうございます。
レースだけではない楽しみもたくさん
ピストレースのクリテリウムも魅力的だが、会場にはレースだけでない楽しみ方も満載。このイベントのメインとなっているメッセンジャーの世界大会はもちろんのこと、出場者や観客の自転車自体もイベントを彩るエンタメとなっている。
ぷらっと立ち寄るだけでも、「あれっ?こんな自転車あるんだ」など驚きをたくさん発見できる。
筆者:「カッコ良!」
「これを付けてから事故の確率が減りましたね。」
編集部員:何ですか、これは?
お兄さん:チョコボールです
編集部員:・・・・何枚つけているのでしょう?チョコボールからのスポンサーをお願いした方が良そうですね。
お兄さん:全部で16枚です。はい!スポンサーもらいたいです!
JKAブースも出展中!
会場にはJKAブースも出展中。Wattbikeチャレンジ、ぬりえサコッシュなどのイベントを開催している。
ぬりえサコッシュは小学生以下のお子さんは無料で参加可能。中学生以上の方は、「GIRLS KEIRIN」と「More CADENCE」の公式SNSをどれか1つを友達登録(フォロー)することで参加することができる。
その他にも様々なブースが出展している『CMWC 2023 Yokohama』。たくさんのお土産をサコッシュに詰め込もう。
※サコッシュはそのままお持ち帰りできます
GIRLS KEIRIN:公式X(旧Twitter)
More CADENCE:公式X(旧Twitter)
「KEIRIN DRIVE CLUB」パネルも展示中!
JKAブースには、車好きの競輪選手の愛車と、その愛車にまつわるストーリーに迫る企画「KEIRIN DRIVE CLUB」の紹介パネルも展示。
一目惚れのFJクルーザー(トヨタ)に乗る太田りゆ選手、憧れのR35型GT-R(日産)に乗る中野慎詞選手。2人の愛車とそれぞれのストーリーを、ぜひJKAブースにてご覧いただきたい。