2021年12月16〜19日に伊東温泉競輪で『椿賞争奪戦(G3)』が開催され、トラック競技日本ナショナルチーム所属の新田祐大が優勝。2020年以来となる、自身9度目のG3制覇を果たした。

新田に加え、ナショナルチームからは菊池岳仁と、決勝進出を果たした寺崎浩平が出場。その他には元ナショナルチーム所属で、約1年前に開催地の静岡に移籍した深谷知広も参戦し、決勝に進出した。

本記事では最終日12月19日(日)に実施された決勝のレースレポートと優勝インタビューの様子をお届けする。

S級決勝 12R(19日)

枠番 車番 選手名 府県・期別
1 1 深谷知広 静岡/96期
2 2 北津留翼 福岡/90期
3 3 村田雅一 兵庫/90期
4 4 寺崎浩平 福井/117期
5 長島大介 栃木/96期
5 6 松坂洋平 神奈川/89期
7 坂口晃輔 三重/95期
6 8 椎木尾拓哉 和歌山/93期
9 新田祐大 福島/90期

誘導員が退避し残り2周。寺崎が、残り半周まで先頭をキープ。残り半周から一気に加速した長島に新田・深谷が続き、寺崎を含む先頭3人を追い抜いていく。

最終ストレート直前で長島を抜いた新田が先頭に出ると、外側からスピードを上げた深谷が迫り、そのまま2人が横並びの僅差でフィニッシュ。わずかに新田が勝り、自身9度目のG3制覇となった。深谷は2着、寺崎は7着となった。

競走結果

車番 選手名 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 9 新田祐大 9.6 捲り
2 1 深谷知広 1/2車輪 9.5 捲り
3 6 松坂洋平 1車身1/2 9.5
4 5 長島大介 1車輪 10.0
5 3 村田雅一 4車身 10.5
6 7 坂口晃輔 1車身 10.5
7 4 寺崎浩平 3車身 10.9 HB
8 2 北津留翼 8車身 11.1
9 8 椎木尾拓哉 1/2車身 11.1

新田祐大 優勝インタビュー

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