賞金ランキング上位に入り「KEIRINグランプリ2021」への出場権を獲得した清水裕友選手。12月30日、約1億円の賞金と「王者」の名誉をかけて競い合う。グランプリにかける想い、レースで感じること、競輪選手ならではの魅力など、たっぷり語っていただいた。
清水裕友プロフィール
山口105期、27歳。2021年は『ウィナーズカップ』を優勝。今年でKEIRINグランプリには2018年から4年連続出場となる。2021年の賞金ランキング6位で今年は選出された。
2021年の主な成績
ウィナーズカップ優勝(GII)
グランプリは「1年頑張ってきたご褒美」
Q:4年連続でのKEIRINグランプリ出場ですが、毎年どのような気持ちで臨まれていますか?
タイトルを獲った人・賞金を獲った人、グランプリは1年間頑張ってきた人へのご褒美、集大成と感じています。
Q:初めてKEIRINグランプリに出場したのは24歳。当時のことを覚えていますか?
とても緊張しました。訳も分からず「なんで俺がここにおるんやろう」という気持ちが大きかったですね。
圧倒的な雰囲気の中、「こんな大観衆の中で走れるんか」と感極まったのを覚えています。今でも忘れられないですね。
Q:清水選手にとって、グランプリの位置付けは?
先ほどと同じ内容となりますが、1年間頑張ってきたご褒美みたいなもんですかね。1億円チャレンジもできますし(笑)
Q:グランプリには特別な雰囲気がありますか?2.3回目出場の際の感覚は、振り返っていかがでしょう。
グランプリは別格ですね。あれを味わったから、また目指したいなと思いましたね。
2回目もめちゃくちゃ緊張しました。3回目の去年も、同じく緊張。その中で、お客さんの声援が力に変わるのですが、去年は入場制限があったので、寂しいなと思ったことは覚えています。