準決勝、デニス・ドミトリエフまさかの敗退
大会4日目、準々決勝から行われた男子スプリント。勝ち上がってきたのは8人。
第1組:レビ(ドイツ)vsオーウェンス(イギリス)
第2組:グレッツァー(オーストラリア)vsドミトリエフ(ロシア)
第3組:ビジエ(フランス)vsルディク(ポーランド)
第4組:カーリン(イギリス)vsドーキンス(ニュージーランド)
ここまで残った強豪たち。その中でも注目は第2組のマシュー・グレッツァーとデニス・ドミトリエフの戦い。2017年の世界選手権でチャンピオンとなったドミトリエフはこの大会で連覇を狙う。
グレッツァーは自身初タイトル戴冠をかけて王者に挑む。レースはスピードが上がって最後の1周。内にグレッツァー、外にドミトリエフ。
ドミトリエフが外から攻めるも、粘るグレッツァー。グレッツァーがそのまま内側で粘って1本目を先取する。続く2本目も同じ展開となる。外から捲くり上げるドミトリエフだが、力が足りず、グレッツァーが逃げ切る。前大会の王者が準々決勝で姿を消すことになった。
続く準決勝は以下の通り、グレッツァーとカーリンが決勝に進出した。
第1組:カーリン(○)vsレビ(×)
第2組:グレッツァー(○)vsビジエ(×)
決勝はグレッツァーvsカーリン
この戦いは前王者を倒して勢いに乗るグレッツァーが2本を先取。男子スプリント界の頂点へ輝いた。グレッツァーは個人種目で初めての世界タイトル獲得となった。
3位決定戦では、フランスのビジエがドイツのレビに勝利し銅メダルを獲得。