「全ての負けを積み重ねての勝利」マシュー・グレッツァー

おめでとうございます!個人種目では初めての優勝ですよね?

夢が叶いました。2016年ではジェイソン・ケニー選手に負け、それ以外にも何度も金メダルを逃し、それらの負けが全部積み重なって今日の勝利に繋がったと思います。

準々決勝ではドミトリエフ選手、準決勝ではビジエ選手と強敵を倒してきましたが、どの戦いが最も難しかったでしょうか?

ドミトリエフ選手との戦いですね。これまで一回も勝ったことがありませんでした。なので、ドミトリエフ選手との準々決勝を決勝と考えて走りました。なので、コーチから「全てを出して、トラックに全部置いてこい」と言われました。

決勝までの道のりは厳しいものでしたね。

準決勝からは勢いが増しましたね?

はい。ドミトリエフ選手に勝ったことで自信が増しました。あとは目の前のレースを全力で走っていただけです。上手くいっていたので何も変えることなく、そのままです。

2018年は日本の競輪へ世界チャンピオンとして参戦することになりますが、楽しみですか?

待ちきれませんね!日本の競輪でお客さんを前にして走ることは、僕の大きな目標でした。ですので、人々を楽しませて、可能な限り速く走りたいです。

注目のディフェンディングチャンピオン達、2018トラック世界選手権大会

決勝リザルト

順位 チーム 選手名 1stRace 2ndRace
1 オーストラリア GLAETZER Matthew 10.343 10.145
2 イギリス CARLIN Jack +0.045 +0.098
3 フランス VIGIER Sebastien 10.329 10.186
4 ドイツ LEVY Maximilian +0.023 +0.090
5 イギリス RUDYK Mateusz
6 ロシア DMITRIEV Denis
7 イギリス OWENS Ryan
8 ニュージーランド DAWKINS Edward
9 オランダ HOOGLAND Jeffrey
10 オランダ LAVREYSEN Harrie
15 日本 渡邉一成
16 日本 脇本雄太
23 日本 河端朋之