吉田拓矢
茨城、107期の吉田選手は、今回のグランプリメンバーの最年少。競輪祭を制して『KEIRINグランプリ2021』への切符を獲得した。
高校時代は全国高校選抜ポイントレースで優勝、インターハイの4km速度競走で6位、JOCジュニアオリンピックポイントレースで2位など、主に中長距離種目で活躍。また水泳でもジュニアオリンピック水泳大会メドレーリレー2位、フリーリレー2位の成績を持っており、スタミナに秀でていることが伺える。
2021年の主な競輪獲得タイトル
第63回朝日新聞社杯競輪祭(G1)
清水裕友
山口、105期の清水選手は、2021年賞金額ランキング6位。山口で行われた「開設72周年記念・周防国府杯争奪戦(G3)」で地元記念4連覇も果たした。
高校時代から自転車競技のケイリン種目を中心に活躍しており、インターハイで優勝、アジアジュニア自転車競技大会で2位。なおインターハイケイリン優勝を果たしたのは高校1年生の時だ。
参考:山口国体
2021年の主な競輪獲得タイトル
第16回サマーナイトフェスティバル(G2)
佐藤慎太郎
福島、78期の佐藤選手は、2021年の賞金額ランキング7位。
2021年で45歳となった佐藤選手はKEIRINグランプリ2021メンバーの最年長でもあるが、30年近く昔・高校時代にはチームパシュート、400m速度競走、スプリントなどでインターハイや国体、東北総体に出場、上位入賞している。短距離種目・中長距離種目両方の経験者である。
2021年初めには自転車トラック競技ナショナルチームの沖縄合宿に参加。世界レベルのトレーニングに食らいつくパワーを持つ、偉大なベテランだ。
守澤太志
秋田、96期。賞金額ランキング8位の守澤選手。これまでも中長距離出身の選手たちを何人かご紹介したが、その中でも生粋の「中長距離選手」だったのがこの守澤選手と言えよう。
中学時代はスキー、高校から自転車競技を開始。高校3年時にインターハイのポイントレースで優勝し、大学時代はロードレースのフィールドでも活躍。インカレの個人ロードレースで優勝までしている。
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KEIRINグランプリ2021は静岡競輪場で開催
さまざまなバックボーンを持つ選手たちがしのぎを削るKEIRINグランプリ2021。静岡で開催される頂上決戦を、どうかお見逃しなく。