KEIRINグランプリ2021 出場選手のスポーツ歴

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平原康多

埼玉、87期の平原選手。2021年は寬仁親王牌を制した。

2000年にはジュニア世界選手権、ジュニアアジア選手権のスプリント種目に出場。自転車競技における「ジュニア」は17・18歳なので、高校時代に世界と戦った経験があるということになる。

平原選手は2013年からS級S班に君臨し続けており、安定した力を持つ実力者だと言えよう。

2021年の主な競輪獲得タイトル

第30回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(G1)

古性優作

大阪、100期の古性選手は、元BMX日本チャンピオン。

BMXにはフィニッシュまでの速さを競う「BMXレーシング」と、技を競う「BMXフリースタイル」と大きく分けて2種類あるが、古性選手が行っていたのはBMXレーシングの方。

レーススタートの際に崖のようなコースを一気に降ったり、起伏でジャンプしたり……

とにかくドキドキハラハラしてしまうBMXレーシング。その日本チャンピオンにまでなった古性選手は、レース中の”度胸”はピカイチだと考えて良さそうだ。

2021年の主な競技成績

第64回オールスター競輪(G1)

宿口陽一

埼玉、91期の宿口選手は、2021年は自身初のG1タイトルを獲得と大活躍。

そんな宿口選手は高校時代から自転車競技を行なっており、インターハイでチームスプリント2位、国体で1kmTT(タイムトライアル)6位などの成績を残している。

中でも1kmTTは、短距離選手たちが口を揃えて「苦しい」と言う種目。

テオ・ボス(オランダ)曰く、「スプリンターの痛みってのは、まぁわかり易く例えるなら、車のドアがあるでしょ?そのドアを思いっきり閉めて指を挟むと死にそうな程に痛いよね?そんな感じ(笑)それを自分から行うってところかな」

コメント出典:テオ・ボスが答える、橋本英也の人生相談!トラック競技、競輪、ロードレース全てを走る2人の共通項

世界選手権で1日2本の1kmTTを行った小原佑太選手曰く……

新田祐大選手は2020年の全日本選手権で「鉄パイプで殴られ続けるよう」とコメント。

「鉄パイプで殴られ続けるよう」新田祐大が苦しみの果てに優勝・1kmTT/2020全日本自転車競技選手権大会 トラック

……と、かなりキツいこの種目に耐え抜いた実績を持つ宿口選手。痛みに強いタイプなのかもしれない。

2021年の主な競輪獲得タイトル

第72回高松宮記念杯競輪(G1)

吉田拓矢

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