毎年年末に実施される競輪界最大のレース『KEIRINグランプリ』シリーズ(グランプリシリーズ)。初日にガールズグランプリ、2日目にヤンググランプリ、そして最終日にKEIRINグランプリが開催される。
本記事では、そんなグランプリシーズの中から『ガールズグランプリ』について、競輪ビギナーの方にも分かりやすくご紹介していく。
いつ行われるの?
『ガールズグランプリ』の開催は年に1度、毎年12月28〜30日に行われる『KEIRINグランプリ』シリーズの初日(12月28日)に実施される。
日中開催となるグランプリシリーズ初日のラストレースで行われるため、レースが実施されるのはだいたい夕方の16〜17時ごろ。
通常開催の競輪では3〜6日間に渡って連日勝ち上がり方式でレースを行い、最終日の最終レースが決勝戦となる場合が多い。しかしグランプリシリーズのレースは「一発勝負」の単発レースとなっている。
誰が走るの?
『ガールズグランプリ』に出場できるのは7人。
その内2人は、毎年11月に開催される『ガールズグランプリトライアルレース』での各優勝者。このトライアルレースはA・Bの2つの組に分かれて行われるため、2人の優勝者が誕生する。
残る5人は、東京オリンピックでのメダリストや運営調整部会が特に認めた選手などを除き、『ガールズグランプリトライアルレース』終了時点での選考用賞金獲得額上位者から決定される。
詳しい選考基準については以下の記事を参照してほしい。
そして2021年11月20日、小倉競輪場開催の『競輪祭(G1)』内で実施された『ガールズグランプリ2021トライアルレース』を終え、ついに『ガールズグランプリ2021』の出場選手が決定した。
2021年11月時点でのガールズケイリン選手は計163人。その中から出場権を勝ち取った7人の選手には、東京2020オリンピックに出場した小林優香をはじめ、児玉碧衣や石井寛子などが名を連ねている。
確認用参照リンク:ガールズ人数