村田祐樹
Q:本日の結果を教えてください。
一般戦回りになりまして、最終レースで3着でした。
Q:トーナメント競走全体を、100点満点でいうとどれくらいですか?
う〜ん、40点くらいですね。理由としては予選の段階で思い切った仕掛けができなかったことと、準決勝に上がれなかったことの2点です。
Q:「思い切った仕掛けができなかった」というのは、どのような要因でしょうか?いつもはできるけどできなかったのか、それともそれをするだけの力がなかったのか。
普段の競走訓練の感じでいくと、仕掛けることだけならできたと思います。トーナメントの予選の1本目ということで、少し出渋ったというか……思い切りがなかったです。「ゴールまで残ること」を意識しすぎて、仕掛けが遅くなってしまった感じです。
仕掛けたとして、そのあと残れるかどうかはまた別の話になりますが。
Q:では2月の第2回トーナメント競走ではどのようなことを目標にしますか?
思い切った仕掛け、先行をして、勝ち上がれる順位に入ることが目標です。
Q:他の候補生で、印象的は走りはありましたか?
そうですね……決勝戦の岸田(剛)くんが印象的に残っています。決勝のみんな勝ちたい中で先行した姿がかっこいいなあと思いました。
Q:1日に2レースするのは、体力的にはどれくらいきついですか?
きついことはきついんですが、今まで競技をやってきた中で、1日2本以上走るのははよくあることでした。特別きついということはないですね。
Q:これまでの養成所生活で、一番成長したと思えるのはどんな点ですか?
「あまり結果を気にしないこと」です。今回はあまり結果が出ませんでしたが、ひとつひとつ落ち込んでいたら精神的にだいぶきついと思います。あまり気にしすぎず、前向きに捉えることができるようになったかなと思います。
Q:以前はそうではなかった?
そうですね。1本1本の結果に結構こだわって……大学時代は「重要な大会」が限られていたので、それに照準を絞ってやってきました。今は競走訓練も始まって、週に何本も競走をします。1本1本気にしていたら進まないな、と考えるようになりました。
Q:ここから卒業までの間で、これだけはクリアしたいという目標はなんですか?
先行で安定的に3着以内に入れるような脚力を身につけたいです。