トラック世界選手権2018、女子オムニアムで8位入賞をした梶原悠未のレース後インタビュー。さらに上に行けた、と悔し涙を流しながらも、オリンピックではさらに成長したいと意気込みをみせた。

8位となりました、その結果はいかがでしょうか?

3種目が終わるまでは、自分の下にいたデンマークやベルギーの選手が逃げてポイントを獲っていくという展開は予想できていましたが、それに付いて行けずいけなくて見逃してしまいました。

最終的に順位も落としてしまったので、まだまだ世界のトップの選手たちには、自分の走りが通用しませんでした。

今、自分が持っている力を全部出し切れたというのはありますが、もっと上手く走れれば今の実力でも、さらに上に行けたと思うので、技術と走力共に、まだまだ全然足りてなかったのだと思います。

上位7人との差は?

レースを読む力、自転車をコントロールする力、走力、技術、オムニアムはすべての力が求められる種目だと思うので、全部もう一回しっかり反省して、ビデオを見直して、たくさんの人からアドバイスをもらって一からやり直したいと思います。

今シーズンの走りから、オリンピックに向けて大きな期待を抱かせてもらいました。ご自身の手応えはいかがでしょうか?

去年よりは全種目で世界の選手たちと走れているという感覚があったので、その感覚を忘れないようにしたいです。

また新たなシーズンが始まりますね。

そうですね。2年後のオリンピックの舞台ではこうやって悔し涙を流さないように、自分が納得できる走りができるように、もっと成長しなければいけないと思います。もっと強い気持ちで一日一日を過ごしていきたいと思います。

落車に衝突、波乱の女子オムニアムで梶原悠未が8位入賞、地元オランダのウィルトが世界王者に/トラック世界選手権2018