2021年9月17日(金)〜20日(月・祝)の4日間にわたり岐阜競輪場にて開催される『第37回共同通信社杯(G2)』。

S級S班からは8人(和田健太郎松浦悠士郡司浩平平原康多清水裕友佐藤慎太郎守澤太志新田祐大)、自転車トラックナショナルチームからは脇本、新田に加え、Bチームの新山響平小原佑太寺崎浩平が出場する。

※脇本雄太も出走予定だったが、15日に欠場が発表された。

共同通信社杯は若手の登竜門とも呼ばれる。若手選手の出場枠が多く取られているほか、S級S班でも特別扱いされない「勝ち上がり方式」と「自動番組」が特徴だ。

自動番組とは?

通常の開催なら「選手の強さ」「選手の戦法」「地区バランス」などを勘案して番組編成が行われるが、自動番組の場合は先行順位・着位を元に番組が決定される。これにより「普段は見られない、ちょっと珍しいライン」が生まれることにもつながる。

勝ち上がりの面で言うと、多くのグレードレースでは「初日特別選抜予選」のような、決勝へ進出しやすい「シード枠レース」が実施される。共同通信社杯ではそのような「シード枠レース」を設定せず、初日から全ての選手に平等な条件で優勝を争う。

毎開催特選シードが約束されているS級S班も気が抜けず、逆にニューヒーローの誕生もありうるのが、自動番組による番組編成と共同通信社杯の勝ち上がりだ。

参考:JKA「第29回共同通信社杯(G2)の勝ち上がり方式・自動番組編成等について(PDF)」「共同通信社杯(G2)概定番組表(PDF)

本記事では、初日のナショナルチームメンバー・S級S班出走レースの並び予想をご紹介していく。あの選手とあの選手の連携、ぜひチェックを。

出走予定・並び予想

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