自転車トラック競技日本ナショナルチームの2人がワンツーフィニッシュ
2017年7月17日に伊東競輪場で開催された「サマーナイトフェティバル・G2」。最終日12Rで行われたS級決勝で優勝を飾ったのは、新田祐大(福島/90期)選手。6番手からまくり、渡邉一成(福島/88期)と共にワンツーフィニッシュを決めた。2人は共に自転車トラック競技の日本ナショナルチームにも所属する。
第13回 伊東サマーナイトフェティバル、新田祐大選手の優勝インタビュー
見事、高松宮記念杯に続き、ビッグ連覇、新田祐大選手です。おめでとうございます。
新田祐大選手(以下、新田):ありがとうございます。
いやぁ、強い。
新田:いや、本当に、準決勝、決勝と、良いタイミングに自分がなっただけですね。
深谷選手が前を通って新田選手を三番手に入れたのが、かなり勝因に近づいたと思うんですが、いかがでしょうか。
新田:本当にその通りだと思います。
そして、原田選手が追いかけて緩んだところを一気にホームから仕掛けました。
新田:はい。あの、もう多分、原田くんも追いかけていて、僕らも追いかけている状態で、苦しい状態はみんな一緒だったと思うんですけれど、二日目の、あ、初日のレースで失敗もありましたし、同じところでミスしたくないって気持ちで、残り一周前から踏みました。
残り一周前から踏んだんですけど、渡邉一成選手は昨日差されてますよね。
新田:そうですね。差される、差されないというのは本当に、あの、勝負している二人なんで、二人というか僕らなんで、それはもう、本当に勝負の行方ということで、でも、そこまで持っていきたいという気持ちは、今日のこのレースにつながったと思います。
東京オリンピックに本格的に自転車で挑もうということで、世界の方でも合宿行ってるんだけど、それは競輪にも出ましたか?
新田:あの、疲れだけはすごく出ていると思います。
じゃ、これからもっと強い新田祐大が見られると期待して良いんですか?
新田:そうですね。あの、本当にチームとしてはオールスターに向けて調整しているので、この大会で、まあ、最低決勝に乗りたいという気持ちで頑張ったんですけど、その中で優勝出来たっていうのは、次へのオールスターに向けていい弾みになると思いますし、地元のファンの方々、そして今回もたくさんの方々に応援してもらいましたけど、本当にみなさんにまた応援したいって思ってもらえたのかなと思います。
そして次は、地元の一番、いわきのオールスターが待っています。そこでの活躍、ここでみなさんに宣言してください。
新田:はい。あの、オールスターのファン投票は2位だったんですけど、本当に、あの、たくさんの方が応援していただいているっていうのが分かったので、去年に引き続き優勝っていうものを目指して、まぁ、地元開催ということもあり、地元のメンバーみんなで力を合わせて優勝者を出していきたいと思っています。
見事、サマーナイトフェスティバル優勝いたしました新田選手でした。おめでとうございました。
新田:どうもありがとうございます。