怪童と呼ばれ、競輪界のトップ選手として活躍する深谷知広
ジュニア時代、アジア選手権で短距離3冠を達成
深谷知広はジュニア時代から頭角を現し、ジュニア世界選手権自転車競技大会の1kmタイムトライアルにおいてもジュニア日本新記録を更新。2008年のアジア選手権においても、ジュニア部門でスプリント、チームスプリント、ケイリンの短距離三冠を達成している。
史上最年少でS級昇格
競輪選手としてのデビュー戦では、いきなりの完全優勝。その後も無敗記録を更新し続け、競輪史上最速となる僅か56日でのS級昇格を果たした。さらには史上最速でのG1制覇と快進撃を続け、競輪界トップ選手の1人として名を馳せ続けている。
2017年よりオリンピックを目指し、自転車トラック競技を再始動
競輪へ専念するため、自転車トラック競技からは一時期距離を置いていたが、東京オリンピックを目指すため2017年より再始動。日本ナショナルチームにも再び参加。さらに、新田祐大が立ち上げたUCIトレードチーム“ドリームシーカー”のメンバーにも名を連ねている。
2017-18トラックワールドカップにおいてはドリームシーカーとしてチームスプリント、ケイリン、そして高校生ぶりとなる1kmタイムトライアルに出場。今回のアジア選手権トラック2018では決勝タイム1分1秒686と、トラックワールドカップ2戦で記録した1分2秒260から着実な進化をみせている。