準決勝
準決勝1組、渡邉一成
準決勝は1回戦と、敗者復活戦で勝ち上がった12人が2組に分かれて戦う。
1組目には渡邉一成、2組目には河端朋之が振り分けられた。1組目のレース、メンバーは渡邉の他に韓国IM、中国BI、マレーシアSHAROM、台北KANG、カザフスタンPONOMARYOV。
渡邉は5番目に位置取りしペーサー退避の時を待つ。先頭は中国、少し間を空けてマレーシア、韓国と続き、レーススピードは上がっていく。最終周回に入ると韓国のIMが一気に前へと上がり、中国をかわして先頭へ踊り出た。
渡邉一成もスピードを上げ、外から追い上げるも前にいたマレーシア、中国の選手たちをかわせず、6着でフィニッシュ。この結果、渡邉は決勝進出は叶わず、7-12位決定戦へとまわる事となった。
男子ケイリン 準決勝1組 結果
順位 | チーム | 選手名 | タイム |
---|---|---|---|
1 | 韓国 | IM Chaebin | 10.126 |
2 | 中国 | BI Wenjun | +0.035 |
3 | マレーシア | SHAROM Muhammad Shah Firdaus | +0.109 |
4 | 台北(中国) | KANG Shih Feng | +0.115 |
5 | カザフスタン | PONOMARYOV Sergey | +0.785 |
6 | 日本 | 渡邉一成 | +0.936 |
準決勝2組、河端朋之
2組には河端朋之が出場。同組にはマレーシアのアジズルハスニ・アワンに加え、カザフスタンVORZHEV、イランDANESHVARKHOURRAM、タイANGSUTHASAWIT、台北HSIAO。河端朋之は抽選の結果、2番手、アワンは5番手でスタートすることが決定。
スタート後は位置取りを変えることなく、ペーサー退避まで少しずつスピードが上がっていく。ペーサーが退避し、残り3周を切ったところでアワンが仕掛け、レースが活性化される。アワンは3番手、河端は5番手まで後退。
残り1周を切り、アワンが更に加速してトップへ躍り出る。その後方から河端も追い上げる。アワンが頭一つ出たものの、河端も2番まで上がり、そのままフィニッシュ。
地元観客を大いに盛り上げたアワンが1着、河端が2着、そしてカザフスタンのVORZHEVが3着。準決勝2組は、この3人が決勝進出を決めた。
男子ケイリン 準決勝2組 結果
順位 | チーム | 選手名 | タイム |
---|---|---|---|
1 | マレーシア | AWANG Mohd Azizulhasni | 10.076 |
2 | 日本 | 河端朋之 | +0.316 |
3 | カザフスタン | VORZHEV Pavel | +0.346 |
4 | イラン | DANESHVARKHOURRAM Mohammad | +0.382 |
5 | タイ | ANGSUTHASAWIT Jai | +0.398 |
6 | 台北(中国) | HSIAO Shih Hsin | +0.475 |