いよいよ最終戦、ルーキーシリーズ2021前検

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窪木一茂

窪木一茂, 和歌山競輪場, 競輪ルーキーシリーズ

Q:ネーションズカップ隔離期間が明けてすぐの開催です。中長距離の走りから競輪の走りへ切り替えるのは、どのような感じでしょうか。

中長距離でも、最後の1、2周……250から500mですが、全力を出したりするのですよね。その部分を切り取れば、競輪にも通ずるものがあるかなと思っています。最近は中長距離の練習でも、最後の250mで競輪を意識した走りをしています。例えば、後ろ見をしたりとか、イメージをつけた周回をしています。

Q:ネーションズカップでは3種目に出場。会心の出来だったのはどれでしたか?

どれも会心の出来だったと思います。強いて言えば……チームパシュートですかね。

養成所生活の10ヶ月間、1人で走ることが多い日々でした。協力して走ることが久しぶりだったので「団体競技っていいな」と改めて思えましたし、橋本英也選手、今村駿介選手、兒島直樹選手のモチベーションを感じることもできました。それが僕自身のモチベーションにも繋がるので、一緒に走れて良かったです。

Q:メンバーが新しくなりましたが?

まだまだこれからです。自分も含めて、より強くなるためにしっかり練習していかなきゃと思います。

Q:前回開催は2着。それを踏まえて、今回はどのような走りをしたいと思っていますか?

前回の静岡の時より、もっと濃いメンバーになると感じています。周りをうまく利用しながら、諦めずにフィニッシュまで走れればと思います。

Q:和歌山は「準地元」とのことですが……

大学卒業後、2015年に和歌山国体、2016年にリオオリンピックがありました。リオオリンピックを目指すために、給与をいただきながら国内で競技を続けるのがベストだと考え、和歌山に4年住んでいた時期があったんです。ロードであちこち走っていたし、この競輪場でも練習させていただいてました。

Q:最後に、意気込みをお願いします。

優勝を目指すしかないので、1日1日頑張ります。

吉川美穂

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