荒川仁「競技と競輪の相乗効果」
Q:ナショナルBチームに所属されています。パリオリンピックを目指す世代かと思いますが、競輪と競技を共にやっていくことに、どのような意味を持たせているのでしょうか?経験を積んでより強くなるためとか、競技の土台となる収入を安定させるためとか、考え方は色々あるかと思いますが。
競輪と競技は同じ自転車を使うスポーツではあるものの、全然別のものだと思っています。とはいえ競輪を走ることで競技にプラスになることもあると思いますし、その逆もあると思います。相乗効果でどっちも高めていきたいと考えています。
自転車の違いや、ラインがあることについては、事前に「こういう部分が大変だよ」と聞いています。
Q:トラック競技での得意種目は?
チームスプリントの一走やスプリントを主にやっていました。チームスプリントでの大会への出場数はあまり多くないですが・・・
Q:一走はスタートがキモだとよく聞きますが、この技術は競輪にも活きるものなのでしょうか?
スタートの技術は低速からの加速ですので、競輪でも活かせる部分はあると思います。
Q:養成所生活で不安なこと、「自分はこういうことで苦労するだろうな」と現時点で思っていることがあれば教えてください。
ここに来る前は、時間に厳しい部分で苦労するかと思っていたんです。でもすでに2週間ほど生活して・・・案外スルッと馴染んでしまいました(笑)予想してたほどの苦労は感じず、普通に過ごしています。生活面では特に問題はないですね。
Q:では、養成所生活で楽しみなこと、あるいは現時点ですでに楽しんでいることは?
現時点で楽しんでいることは・・・ない(笑)んですけど、記録会が終わったら携帯が使えるようになったり、色々とできることが増えるので、その辺りが楽しみです。
それから記録会自体も楽しみですね。
Q:記録会では、ゴールデンキャップを狙いますか?
競輪のフレームで走った経験が少ないので、自分がどれくらいのタイムを出せるかはわからないです。でもゴールデンキャップを目標にやっていきたいと思っています。
Q:競輪選手としては、どのような選手になることが目標ですか?
ビッグレースでしっかりと結果を残せる選手になりたいです。