競輪選手デビュー戦
日本競輪選手養成所を卒業した新人選手たちの競輪デビュー戦「競輪ルーキーシリーズ2021」。
本記事では3月に養成所を卒業し、いよいよ競輪選手としてデビューを迎える日本ナショナルチームの窪木一茂・新村穣・内野艶和の3選手の意気込みをお届けする。
窪木一茂(福島・119期)
Q:いよいよデビュー戦ですが心境は?
まだ実感がないので、緊張はないです。
Q:Jプロツアー(ロードレース)、東京オリンピックテストイベントと中長距離のレースが続いてから短距離の競輪ですが、調子は?
自分でもまだコンディションは分からなくて。走りながら上げていこうかなと思っています。
Q:今回の競輪を走った後、ネーションズカップ、また競輪ルーキーシリーズが続きますが、コンディショニングに苦労しますか?
まだ卒業して2ヶ月ですけど、ロードレース、競輪、トラック競技は、体も頭も初対面です。この半年というか2、3ヶ月は(苦労するのも)しょうがないと思っています。そこから馴染んで、適応性が出てくると思うので、走りながら慣らしていきます。今までの経験があるから、そこでカバーしていきたいですね。
Q:元ロード全日本王者から、競輪ではルーキー。どのような走りをしたいですか?
勝つことが全てだと思うので、勝ちに徹していきたいですね。
Q:中長距離選手らしく、逃げや先行で攻めていきたいですか?
逃げられるならもちろん逃げて勝ちたいですけど、逃げでの勝利って相当強くないとできないと思いますし、自分にその力があるかと言われたらまだ無いと思います。展開によっては先行することもあると思いますが、そこは(走ってみないと)分からないですね。
Q:特に意識している選手は?
在校成績1位の犬伏湧也(徳島・119期)選手です。同部屋でもありました。彼に追いつけるように頑張りたいです。
Q:今回欠場により6車立てですが、走りに影響は?
走ったこと無いので分からないです・・・けど、静岡競輪場は向かい風がホームで、最後まで踏み切らないと着順が決まらないので、諦めないように走りたいですね。
Q:最後に、本開催の目標と意気込みをお願いします
新人なので危なくないレースをして、決勝に上がることが目標です。