W杯メダリスト松井宏佑『ヤンググランプリ2020』優勝／KEIRINグランプリ2020シリーズ

2020/12/29

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レースレポート

先頭から松井、宮本、小原-高橋、坂井-小林、黒沢-森田、河合の並びで周回は進む。残り2周を前にして黒沢-森田、河合がゆっくり後方から位置を上げていく。

残り1周半、外を回って先頭へ出たのは坂井-小林。そしてさらに小原-高橋の北日本コンビが外を回って先頭へとレースが次々と展開を変えていく。松井は残り1周半を切って8番手となる。

そのまま小原がスピードを上げて先行し、小原-高橋の北日本ラインが後続を離していく。

しかし残り半周付近から8番手だった松井が猛チャージし、逃げる北日本の2人との距離を一気に詰めていく。

最終ストレートでは北日本の2人を捕らえ、最後は松井、松井の後ろに付いて上がってきた宮本、そして高橋が並ぶが、先着は松井。2着は宮本、3着は大外から伸びてきた森田。高橋は粘り切れずに4着、そして小原は最終ストレートで失速し7着となった。

ヤングランプリ初制覇となった松井、フィニッシュ直後には喜びの笑顔と共に力強いガッツポーズを何度も見せていた。