短期登録で来日をしていた外国人選手たち。これから彼らはどんな時間を過ごし、2月のトラック世界選手権を迎えるのか。彼らが帰国直前の昨年12月、その点に注力して話を聞いてみた。まずはシェーン・パーキンス選手から。
シェーン・パーキンス(Shane Perkins)
6DAYベルリンに出場予定
この後の予定は?
ブリスベンに行ってトレーニングキャンプをし、そのあと1月末に行われるベルリンの6DAYに出る予定だよ。
因みにシェーンはいろいろできるけど、何の種目が優先順位が高いの?
チームスプリントとケイリンだね。スプリントも好きなんだけどね。
日本の競輪にはもう参加せずに、これからは五輪に向けて競技に専念していくと噂になっていたけど、本当?
誰が言ったか判らないけど、そんなことは一言も言っていないよ。他の人からも同じことを聞かれたけど、「誰がそんなことを言ってるの?一回もそんなこと言ったことはないよ」って伝えた位だからね。そんな噂になるようなことがどこかに書かれていると思うとちょっと残念だね。だから招待があればまた来たいと思っているよ。
そうなんだね。この記事で噂を訂正しておきます。ところでロシアに住む予定は?
ロシアに居て練習の環境が良くなれば考えるけど、基本的にはロシア以外の国で練習することが多いので、現状はコーチからもブリスベンに住んでいる方が良いと言われているんだ。モスクワに家族を連れていっても僕がいつも外国に居たのでは意味もないからね。
世界選手権には2019年から
じゃあ、後は世界選手権に集中するのみ?
実はUCIのルールで国籍を変えると・・・・・実際には国籍を変えるというか国を跨いで所属チームが変わるというか・・・・複雑なんだけど、今回僕がオーストラリアからロシアのチームに移ったことで、僕は今年の世界選手権には出れないんだ。だからロシアチームとして出場するのは2019年の世界選手権からだね。不思議なルールでしょ(笑)?
えっ?それってどうにもならないの?
どうにもならないよ。UCIのルールらしいから・・・・・