仕掛ける中四国ライン

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優勝・松浦悠士インタビュー

Q:見応えのあるレースでした。残り半周を切って脇本選手に前に出られて、厳しい展開だったかと思います。

(前に)出られてしまって厳しいかなと思ったんですが、脇本さんもキツそうだったので、なんとか頑張れました。僕も苦しかったですが、(原田)研太朗も頑張ってくれましたし、なんとか思いに応えられるよう精一杯頑張りました。

Q:脇本選手にはどのタイミングで気づきましたか?

残り1/4周あたりで脇本選手が来てるのがわかったので、煽りを作って少し脚を使わせて、というレースをしました。少し踏み遅れてしまって(前に)出られたかと思ったんですが、脇本さんもキツそうなのを見て「これはなんとかなるかも」と思いました。タテ脚だけでは厳しいかなと思ったので、ヨコの技術でなんとか抵抗し、最後まで頑張りました。

Q:脇本選手に踏み勝ったということは、自信になるのでは?

そうですね。準決勝でかなり自信を失ってしまったので、それを少し取り戻せたかなと思います。

Q:2019年の競輪祭に続き、2つ目のタイトル獲得です。グランプリも視野に入ってきました。

「少しでも中四国の仲間をグランプリに」という思いがありますので、それを踏まえつつ、自分自身もしっかりグランプリを狙っていきたいです。

Q:最後に、ファンの皆様に一言。

今回は強い脇本さんを倒せました。ラインの力でなんとか勝てましたが、個人の力でも勝てるよう、精一杯努力していきます。これからも応援よろしくお願いします!

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