梶原悠未インタビュー
以下、トレーニング後の梶原悠未選手のインタビュー。
Q:金メダルおめでとうございます(これも予行練習です)!
ありがとうございます!!キツかったです。脚を使う場面も想定した練習だったので、実際のレースで自分が動かなければならない時に動いて、体力を削り合って、最後にはスプリントをするという感じでやっていました。
Q:実際のレースが終わった時よりキツそうですね。
練習の方がキツいです(笑)
Q:今回のモチベーションは?
イメージはしっかりして、本番の大会だと考えてきました。
Q:本番と同じスケジュールでしたが、違和感は?
直近のシーズンは全て同じようなスケジュールだったので、慣れてはいます。
Q:本番のポイントは?
全ての種目でしっかり出し切ることを考えています。今回、実際のスケジュールで初めてやってみたのですが、第2種目(テンポレース)から第3種目(エリミネーション)までの間が最も短く、そして個人的には第2種目が最もキツいと考えているので、第2と第3種目が鍵になると気づけました。
第2種目から第3種目にかけては体力勝負になりますね。
Q:世界チャンピオンとして挑戦を受ける立場になりますから、その辺りも難しいですよね?
はい。実際のレースならばもっともっと頭を使っていて、レース間にも次の戦略など考えているので、本番は頭で考える部分でも一層難しくなると思っています。
Q:予行練習で走ってみて、1年後の表彰台のトップに立っている未来絵図は描けましたか?
はい。毎日がオリンピック最後の練習だと思って練習しています。オリンピックで金メダルを獲るということを練習中から何度も何度も唱えています。1本全力で練習して、次の1本に向けて休んでいる間もずーーーっと唱えています。
山とかがあれば、山の神様に「私は2021年8月6日に女子オムニアムで絶対に金メダルを獲ります。見守っていて下さい」とか念じています(笑)
また、今住んでいる両隣の家の人と仲良くさせてもらっているので、7月31日からがこっち(伊豆)のお盆ということもあり、両隣の家の裏庭にあるお墓参りもしました(※伊豆の多くの地域では「晦日盆」といって7月31日~8月3日がお盆期間)。
皆さんからたくさん野菜とかお米とかを貰ったり、こっちの食材で身体も作っています。この予行練習向けて集中はしていましたが、近所の方々とリラックスしながら過ごせたので、本番前もこのような感じで心の余裕を持って調整していこうと思いました。オンとオフをしっかりして調整出来たら良いと思っています。