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ガールズケイリンっていつからあるの?

競輪自体は戦後すぐの1948年にスタートしており、翌1949年から「女子競輪」が15年間開催されていた。それが「ガールズケイリン」として新たに生まれ変わったのは2012年7月。

この時デビューしたガールズ1期生から始まったガールズケイリンの選手たちは、現在約150人。男子の競輪選手は2200人以上いるのに対して、まだまだ若いスポーツだと言える。

男子の競輪と何が違うの?【ルール】

ガールズケイリンのルールの特徴は「ラインがないこと」。

男子の競輪では同じ地方や同郷の選手と”ライン”と呼ばれる隊列を組み、選手同士助け合いながらレースを展開していくチーム戦をとる場合がある。もちろんゴールが近づくと最終的には個人戦となるが、レース終盤まで有利にレース展開する為にラインを組む。

このラインがレースを面白く、奥深く、そして言い方を変えれば複雑にさせる。

KEIRINと競輪では戦い方が違う!?競輪のライン戦とは

一方でガールズケイリンにはラインがない。これは国際競技の「ケイリン」に習ったルールとなっており、他にも男子の競輪では失格にならない行動が失格となる場合があるなど、よりスポーツ性が高いルールとなっている。

ルールをより詳しく知りたい場合はこちら

その他、1回に出走する人数は7人(男子は通常9人)、枠での掛け方がないというのもガールズの特徴。

男子の競輪は実力や調子以外にも、選手同士の人間関係なども踏まえて予想する必要があるため、競輪初心者にはとっつきにくい部分があるかもしれない。まずガールズのシンプルなルールで競輪に慣れていくのも良いのでは?

男子の競輪と何が違うの?【自転車】

使用する自転車も異なっている。男子の自転車は余計なものがついていない、とてもシンプルなものだ。

対してガールズの自転車を見てみよう。

後輪が車番の色に合わせたディスクホイールになっている(男子と同じスポーク車輪で行うこともある)。ディスクホイールは車輪を覆ってしまうことで走行時の空気抵抗を少なくする効果があるが、横風には弱いため、室内で行われる自転車トラック競技で使われることが多い。

車体部分(フレーム)にも違いが。男子はクロモリなどを使うが、ガールズではカーボンが使用されている。カーボンは軽く、剛性が高いことが特徴で、クロモリなどでは難しい平べったい形のフレームを作成することができる。この形状も、空気抵抗を少なくする効果がある。

ちなみに、自転車トラック競技のケイリンで使われているのはこんな自転車。「確かにガールズの自転車は競技のものと近いのだな・・・」と思っていただけるのでは。

ガールズケイリンはどんな級班制度なの?

競輪には級班制度がある。デビューしたての選手はまずA級3班からスタートし、勝利を重ねてS級へ、そしてたった9人にしか許されない頂点・S級S班を目指すこととなる。

しかしガールズケイリンは現状、ガールズ独自の級班である「L級1班」の一層制。

今後、選手人口が増えれば級班も増えていくかも?発展を見守る楽しみもガールズケイリンの魅力のひとつかもしれない。

参考:KEIRIN.jp 競輪の基礎知識(ガールズケイリン編)

家で競輪を楽しめる!

ガールズケイリンが気になったら。

競輪場に行く以外にも、インターネットで観戦・車検の購入することができる。JKA直轄のKEIRIN.jpのほか、各種民間ポータルサイトにて車検購入は可能だ。

ぜひあなたの生活にマッチする方法で競輪を楽しんでいただきたい。

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