栄えある初代王者はアノ人
幾度もの議論を重ね、悩みに悩み・・・編集部の独断で選考を行った。
採点の基準は以下となる。
① 芸術点(押した時の姿が美しいor面白い)
② 技術点(バンクは滑るし斜めだし選手は重い)
③ 消費カロリー(なんとなく雰囲気)
以上の観点から選出されたのは
・・・
・・・・・・
ブノワ・べトゥ日本ナショナルチーム短距離ヘッドコーチ!!!!
(既に本人のSNSでネタバレしていますが・・・・)
以下、選考理由。
ブノワコーチは世界でも唯一無二な身体が水平になる程に跳躍。特に腰の位置がライダーと同じ高さまで上がり、正に空を飛んでいる。他のコーチとは一線を画しており、文句なしの①芸術点は満点。
②技術点においても、滑りやすい上に角度のついたバンクで、重たい選手へパワーを伝える跳躍を繰り出すのは至難の業。よって技術点も満点。
③の消費カロリーでは、なんとなく見た感じハンバーガー1個分のカロリーを消費している気がする。
授賞式
そんな初代PUSHチャンプへ用意したのはこれ!
クリスタル製のトロフィー!!!
めっちゃ高かった。
・・・・・誰にも頼まれていない。
繰り返すが誰にも頼まれていないが、勝手に作った。
ふざけるなら徹底的に、真剣に。
ではブノワさんへ授与するため、いざ出陣!
だだっ広いベルリンのベロドローム。ブノワさんどこー?と探す我々。
・・・
いない・・・・・・・・・
仕方ない、電話してみよう!・・・・・TEL♪♪♪
筆者:ハローブノワさん。今どこ?
ブノワ:あー…IDパスを会場内に忘れて入れないんだよ
筆者:え?パスって?会場に入るやつ?
ブノワ:それそれ。ピットにあるから持ってきて!
ということで、表彰する前にナショナルコーチの救出劇(実は2度目、いつか記事にしたい)が急遽ミッションとして立ち上がった。
ピットにいってパスを取得、そして暗い関係者用入り口でブノワコーチの身柄確保をしに向かう。
・・・
居た(;・∀・)
筆者:持ってきたよー
ブノワ:ありがと!
そして、表彰式のために場所を変える我々。世界選手権の真っ最中で忙しいブノワコーチ。残念ながら時間が5分程度しかなく「大々的」にとはいかなかった。
しかし我々が用意したサプライズ表彰、初代チャンピオンの嬉しそうな顔を見ていただきたい。
ブノワ:コレなに?
・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
!?
わぁーーーーーおーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
めっっっっっっちゃ嬉しい!!!!!!!!
人生でもらったトロフィーの中で、一番嬉しいんだけど!!!!!!
ではでは、PUSH初代王者へ早速インタビュー。
ブノワ・べトゥ インタビュー
Q:今シーズンの勝者となったわけですが、今の気持ちは?
人生最高の賞ですね。この賞のために何年間も激しいプッシュをしてきました、遂にゲットしましたよ!
Q: プッシュする時、何を考えていますか?
少しでも選手たちがエネルギーの消費を抑えられるように、選手たちの手助けをしようと思っているだけです。決して写真映りのために行っているわけではないですよ(笑)
Q: でも明らかに意識して、最近では準備運動までしてるの知ってますよ(笑)?
うーん、多分準備運動が足らなかったから背中を痛めているのかも(笑)もっと激しく準備しないとね!
(ブノワコーチは世界選手権時には背中が負傷中だったため、今回の世界選手権でブノワコーチのプッシュを見ることは叶わなかった)
Q: 今回でPUSH AWARDが決まると思っていましたよね?これは年間表彰なんですよ!
何っ!?オリンピックの出場枠みたいな物?凄いね。次はUCIに正式に認めてもらって、UCIのロゴも付けようよ!
Q: トロフィーに何て記載してあるか読んでもらえますか?
Coach…….gives…… ridedrs……. WINGS!! (選手に翼を与えるのはコーチ)
ナイス!来年は翼が背中にプリントしてあるジャージを頼むよ!