個人パシュート

男子は4km、女子は3kmをスタンディングスタートで走る。

世界記録 新記録
男子 フィリポ・ガンナ(イタリア) 4’02”647
(2019年11月)
フィリポ・ガンナ(イタリア) 4″01″934
(2020年2月28日)
女子 クロエ・ダイガート(アメリカ) 3’20”060
(2018年3月)
クロエ・ダイガート(アメリカ) 3″16’937
(2020年2月29日)
日本記録 新記録
男子 窪木一茂 4’15″889
(2019年9月)
なし
女子 梶原悠未 3’33″740
(2019年9月)
なし

世界記録保持者のフィリポ・ガンナは予選にて、同じくクロエ・ダイガートは予選と決勝の2回世界記録を更新した。

日本では9月に行われた全日本トラックで、窪木一茂梶原悠未がそれぞれ日本記録を更新。世界選手権には日本からの出場はなかった。

関連:世界は限界なき加速、男女合わせて計3回の世界記録更新/男女個人パシュート・2020世界選手権トラック・ドイツ
梶原悠未が日本記録を5秒更新、4連覇を達成/2019全日本トラック 女子エリート・女子3km個人パシュート
窪木一茂が日本記録を5秒更新し2連覇&3度目の優勝、ブリヂストンが表彰台を独占/2019全日本トラック・男子エリート 4km個人パシュート

チームパシュート

1チーム4人で4kmを走る。チームの3人目がフィニッシュしたタイムがチームのタイムとなり、順位が決定する。

世界記録 新記録
男子 オーストラリア(レイ・ハワード、サム・ウェルスフォード、キーランド・オブライエン、アレックス・ポーター) 3’48”012
(2019年2月)
デンマーク(ラッセ ノーマン・ハンセン、ジュリアス・ヨハンセン、フレデリック・マドセン、ラスムス・ペダーセン) 3″44’672
(2020年2月27日)
女子 イギリス(ケイティー・アーチボルト、エリナー・バーカー、ジョアンナ・ロウセル、ローラ・トロット) 4’10”236
(2016年8月)
なし
日本記録 新記録
男子 沢田桂太郎、今村駿介、窪木一茂、近谷涼 3’56″287
(2019年12月)
沢田桂太郎、今村駿介、窪木一茂、近谷涼 3″52’956
(2020年2月26日)
女子 鈴木奈央、梶原悠未、橋本優弥、古山稀絵 4’22″138
(2018年2月)
なし

デンマークは予選、1回戦で3分46秒台を記録し2回世界記録を更新、さらに決勝では44秒台で3回目の世界記録更新を果たした。

日本は世界選手権に男子のみ出場。予選で敗退したものの、世界の舞台で日本記録を更新することが叶った。世界の壁は高いものの、着実な進化を遂げている。

関連:嘘でしょ!?デンマークが世界記録3連発/男子チームパシュート・2020世界選手権トラック・ドイツ

日本記録4秒更新、男子チームパシュート/2020世界選手権トラック・ドイツ

出典(世界記録):About Track Cycling – Union Cycliste Internationale (UCI)
ページ下部「Historical of the World Records」欄

出典(日本記録):日本記録・世界記録 | 日本自転車競技連盟 WEB SITE