男子中長距離
男子チームパシュート(日本の出場枠:無し)
ポイント上位8ヶ国に出場権が与えられる。日本はボーダーに2000ポイント余り届かなかったが、世界選手権で日本新記録を出すなど目ざましい躍進を見せてくれた。パリオリンピックに期待していきたい。
男子マディソン(日本の出場枠:無し)
マディソンの枠はチームパシュート上位8ヶ国に加え、それを除いたマディソンのランキング上位8カ国に1つの枠が与えられる。 マディソンで枠を獲得すると、自動的にオムニアムの枠を獲得することができる。
残念ながら日本はランキング圏外で終了した。
男子オムニアム(日本の出場枠:1)
オムニアムの枠はマディソンランキング8位までの枠に加え、男子はオリンピックランキングの上位から12位までが枠を与えられる。
マディソンで枠を獲得した国を除くと、日本は6位。無事に枠の獲得が叶った。
女子中長距離
女子チームパシュート(日本の出場枠:無し)
上位8ヶ国に1チーム(4人)の枠が与えられる。 チームパシュートで枠を獲得すると、自動的にマディソンの枠を獲得することができる。
日本は残念ながら枠の獲得は叶わなかった。
女子マディソン(日本の出場枠:1 出場選手:2人)
チームパシュート上位8ヶ国を除いたランキング上位8カ国にに1つの枠が与えられる。 マディソンで枠を獲得すると、自動的にオムニアムの枠を獲得することができる。
チームパシュートで枠を獲得している国が上位に多いこともあり、日本も無事に出場枠を獲得した。
女子オムニアム(日本の出場枠:1)
マディソンランキング8位までの枠に加え、女子は上位から13枠与えられる。
日本はマディソンのランキングによって枠を獲得したが、それがなくとも1位。世界選手権では梶原悠未が優勝し、先の展望が明るい女子オムニアムだ。
3月9日にUCIより各国に参加枠配分の通知、その後辞退枠があった場合の再配布などを経て最終決定される。オリンピックへのエントリー期限は7月6日だ。現状のポイントから得られる枠はあるわけだが、何かしらの理由でどこかの国が何かの種目を辞退すれば、ギリギリ出場枠獲得を逃した種目で奇跡の復活を果たすこともあり得る。
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Tokyo 2020 Olympic Games – Track Cycling – Qualification System