女子団体追い抜き 日本代表選手インタビュー

中村妃智 選手

第2戦より重いバンクだと感じています。

オリンピックに向けて、今までメダルを目指すという言葉を発して良いのか?という不安があったのですが、前回日本記録を7秒縮めたことで、まだまだ自分たちはイケると確信を持てましたね。またメダルを獲得したことでやる気にも繋がりました。

今大会は27〜28秒台、最後までペースが落ちることなく走るのが目標。次の第4戦で日本新記録を更新できるように頑張りたいです。

鈴木奈央 選手

第2戦では1回戦しか出れなかったので、もちろんメダルを獲った嬉しさはありましたが、自分の中では悔しさもありました。

イアンコーチが来てから間もないので、今シーズンはメンバー変更はないと思いますが、世界選手権以降、新たな選手たちが上がってきたりするなどいろいろあると思うので、しっかりメンバーに残れるように頑張っていきたいと思います。

自分たちの出した日本新記録を、さらに更新し、少しずつ自分たちがレベルアップできるようにタイムを更新していくことです。更新するためにライン取り、そしてコミュニケーションを高めてタイムを伸ばせればと考えています。

梶原悠未 選手

前回の大会でメダルを獲った当日は嬉しい気持ちだったのですが、次の日にはやっぱり悔しい気持ちが出てきました。もっと上を目指して行きたいという気持ちと、1位、2位の国の選手が強かったのに、それでも1軍ではない現実。

東京オリンピックに向けて第3戦に向けたトレーニングを集中して行うことができました。

上位の国の選手たちに追いつきたい、勝ちたいと思うのも大事ですが、やはり自分たちの記録を一歩一歩塗り替えていくことが大切になると思うので、上を見つつも、自分たちの現状を見て、自分たちのペースで、焦らず、みんなで力を合わせて日本記録を更新し続けていくのが今後大切になっていくと思います。

オムニアムについては、レース前後には自信があるのですが、レースが始まった瞬間にいつも自信を無くしてしまうので、どんな時でも自信を持てるように意識していきたいです。

一種目一種目、日本に帰ってから映像を見返し、こっちに来てからイアンコーチと反省するべき点を話すことが出来ました。前回失敗したところを繰り返さないように、また良いところは活かして走っていきたいと思います。

前回自分の中の反省点が多かったのですが6位に入れたので、今回こそは5位、一つでも上の順位を目指して頑張っていきたいと思います。

橋本優弥 選手

マンチェスターは走りやすかったのですが、このバンクは浮き沈みが激しいので、ライン取りが難しいです。

メダルを獲って、いろいろな方々からお祝いをいただいて、もっと自転車競技を知ってもらいたいと改めて思いました。

自分としても、もっと練習して、同じ舞台に再び!という気持ちで、辛い練習でも耐えれるような精神力が少しは付いたかなと思います。「まだまだ通過点なので、第2戦のメダルをご褒美だと思い、また次に繋げよう」とイアンコーチに言われました。

モチベーションをずっと高い状態で維持することで、チームメートと切磋琢磨しあえば練習環境も良くなると思うので、モチベーションを維持していきたいです。

このバンクはマンチェスターよりも重たく感じますし、そのように言われていますが、そのようなバンクでも第2戦と同等のタイムを出すことが今後に繋がっていくと思うので、今回の目標は前回のタイムです。

古山稀絵 選手

メダルを獲った時は凄く嬉しかったのですが、そこがスタートライン。もっと上を目指すこと、「東京オリンピックに向けてどんどんタイムを更新していきたい」という新たな目標ができたので、それに向けて頑張りたいと思うようになりました。

世界との差はまだ大きいということは感じています。フィジカル面でも精神面でも、その差を感じるところは多いので、イアンコーチを信じて着いて行きたいです。

自分の役割はスタートで速くなったタイムを維持することであり、最後までしっかりと着いて行くことが自分の仕事だと思っているので、3人でゴールできるように頑張っていきたいと思います。

女子団体追い抜き予選は日本時間12月2日0:00頃

女子団体追い抜き予選は日本時間の12月2日0時頃に開始予定。今回の出場チームは日本、フランス、カナダ、ニュージーランドの4チームのみ。1つの勝ちで表彰台である。

短距離種目は3日1時頃にスタート

短距離系種目は大会2日目に行われる。短距離チームの選手インタビューは明日に公開予定なので、乞うご期待!

Photo & Text : Mizuki Ida