第2種目:テンポレース
全26周回のうち毎周回1着でフィニッシュラインを通過した選手のみに1ポイントが与えられるレース。集団を1周追い抜きした場合には特別に20ポイントが加算される。最終的に合計ポイントが最も高い選手の勝ちとなる。
第1種目の落車で3人(カナダ、メキシコ、台湾)がスタート出来ずに始まったレースはオープニングでシャラコワ(ベラルーシ)がアタックするが、集団は追わず。
シャラコワがテンポ良くポイントを獲得し、残り20周を切ると集団に追いつき大量20ポイントを加算。一気に27ポイントを獲得する。シャラコワが集団に追いつくと、ウィルトが先頭となり集団のスピードを一気に上げていくが、大きな動きには繋がらない。
残り13周となったところで梶原がアタックをすると、バレンテ(アメリカ)、ディデリクセン(デンマーク)がこの動きに付いていき、合流した3人はローテーションしながらペースを上げていく。
ローテーションしながらポイントを稼ぐ選手たち。梶原、バレンテ、ディデリクセンとポイントを順番に獲得しながら進む3人は、途中でバレンテが付いてこれなくなるものの、残り3周で集団に追いつき大量20ポイントを得ることに成功する。梶原は最初にポイントを荒稼ぎしたベラルーシの次点となる2位(26ポイント)でこの種目を終えた。
3位は梶原と一緒に集団追い抜きに成功したディデリクセン(デンマーク)、4位はバレンテ(アメリカ)、5位にウィルト(オランダ)、そして第1種目で落車に巻き込まれたケニーは7位でこの種目を終えた。