「打倒リー・ワイジー(李慧詩)」の女子スプリント
![Final / Women's Sprint / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP III, Hong Kong, LEE Wai Sze リー・ワイジー 李慧詩](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2019/11/0960.jpg?resize=1960%2C1306&ssl=1)
リー・ワイジー(李慧詩)
ケイリンとは異なり、スプリントはリー・ワイジー(李慧詩:香港)が大本命。今シーズン出場したレースでは全勝し、無敵の強さを誇っている。
![Qualifying / Women's Sprint / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP IV, Cambridge, New Zealand, Stephanie MORTON ステファニー・モートン](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2019/12/4029.jpg?resize=1960%2C1306&ssl=1)
ステファニー・モートン
「打倒リー・ワイジー」として期待出来るのが、膝の手術から回復を果たしたステファニー・モートン(オーストラリア)、そしてメキメキと頭角を現してきているエマ・ヒンツェ(ドイツ)そしてダークホースのケルシー・ミシェル(カナダ)か。
![Final / Women's Sprint / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP II, Glasgow, Great Britain, Emma HINZE エマ・ヒンツェ](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2019/11/7723.jpg?resize=1960%2C1306&ssl=1)
エマ・ヒンツェ
元々はドイツのフォーゲルと世界のトップ争いをしていたモートンがトップフォームを戻してくるのか。成長著しいヒンツェがどこまで強くなっているのか。
![Final / Women's Sprint / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP IV, Cambridge, New Zealand, Kelsey MITCHELL ケルシー・ミシェル](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2019/12/5272.jpg?resize=1960%2C1306&ssl=1)
ケルシー・ミシェル
そしてミシェルは今シーズンになり彗星の如く姿を現したカナダのスピードスター。26歳ながらもまだまだ伸びしろのある走りは、もしかしたらもしかするかも?と思わせる。
![Qualifying / Women's Sprint / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP IV, Cambridge, New Zealand, 小林優香](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2019/12/3931.jpg?resize=1960%2C1306&ssl=1)
小林優香
![Qualifying / Women's Sprint / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP IV, Cambridge, New Zealand, 太田りゆ](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2019/12/3894.jpg?resize=1960%2C1306&ssl=1)
太田りゆ
日本の2人に関しては現在この種目のオリンピックランキング13位のイギリス(日本は15位)の14位のリトアニアの選手たちを上回ることが重要となる。この世界選手権でリトアニアの結果を上回り、オリンピックランキングで順位を上げることが出来れば、スプリントでもオリンピック出場枠を得られる。その結果小林・太田の2人が東京オリンピックでケイリン、スプリントの両種目に出場することが可能となるからだ。打倒イギリスとリトアニア、そのためには2回戦突破は必要な結果となるだろう。
東京オリンピック出場枠を巡る最後の争い ー日本の立ち位置編ー/最新のオリンピックポイントランキングから見る、世界選手権の見どころ
次回は最終回。女子マディソンの見所をお届けする。
シリーズを最初から読む>世界選手権 見所紹介 part1 男子チームスプリント編