小林優香「ワールドカップ、そしてグランプリに向けて」

展開についてはあまり考えていなくて、シンプルに「勝てばいい」とだけ考えていました。最後は接戦になりましたけど、同期3人が切磋琢磨した結果だと思います。

チャンスをものにできたことについてホッとしています。地元のレースで、久しぶりの競輪なのに3日間たくさん応援していただいて、特に今日なんかは脚見せの時からたくさん声援をいただいて、本当に嬉しかったです。九州の先輩方にもサポートしていただきましたし、みなさんに感謝しています。いい緊張感の中で走って勝てたことは、これからのワールドカップでのメダルにも繋がっていくと思います。

2015年ぶりのグランプリになります。グランプリまで長かったです。久しぶりでワクワクしていますが、この後はワールドカップもあるので、まずはそちらをしっかり終えて、その後グランプリのことを考えたいと思います。

今年1年振り返って、日本の競輪に参加したのは数少なかったですが、その中でオールスターで3着だったことを悔しく思っていました。今回の完全優勝でそれを挽回できたのかなと思います。

今日は最終レースだけなのでリラックスしていました。ブノワコーチも昨日・今日と来ていて、今日は終わってからが楽しみですね。この後25日(月)にワールドカップ第3戦に向けて出発します。3、4、5戦に参戦して、年末にグランプリというスケジュールです。

このレースに向けても、ワールドカップに向けても練習して来たので、コーチと話して今後もモチベーションをあげてやっていきたいと思います。

梅川風子「まだまだだと思います」

調子が良ければもっとレース展開も考えられたのですが、そうじゃなかったので、流れの中で考えて走りました。自分もいっぱいいっぱいで、(児玉選手を)抜くまでは余裕を持って走ってはいなかったです。

ゴールの瞬間に勝てたことはわかりましたけど、児玉選手は1周以上駆けていたので、本当に彼女は強かったです。なんとか抜けましたが、まだまだ。本来ならこの2倍濃いメンバーで走るというのもありますし。

この1年は大きな怪我もなく、トレーニングも計画的にできたことは良かったですけど、でもまだまだ学ぶことが多いと思います。私は国内のレースでしか頑張れないので、もちろんグランプリが一番大きな目標です。

目指すは優勝ですが、そこまでの道のりの方が大切かなと思います。去年とまたメンバーも違いますし、その辺りも楽しみにしながら、これから1ヶ月頑張っていきたいと思います。地元でのグランプリですので、今回の優勝をを励みに頑張ります。

本日は遅くまで応援ありがとうございました。たくさん名前を呼んでいただいたりして、嬉しかったです。今後ともよろしくお願いいたします。

ガールズグランプリの出場者は?

ガールズグランプリの選考基準は以下の通り。

(1) ガールズグランプリ2019トライアルレースの各優勝者 2名
(2) 運営調整部会が特に認めた選手
(3) 選考用賞金獲得額上位者

今回のレースで(1)に該当する2人が決定した。(2)に該当する選手がいるのか、それが何人なのかは現時点では発表されていない。

11月21日17時時点での獲得賞金ランキングの上位6人は以下の通り。

1 児玉碧衣 福岡
2 石井寛子 東京
3 石井貴子 千葉
4 佐藤水菜 神奈川
5 梅川風子 東京
6 小林莉子 東京

出場者の最終決定版はJKAからの発表をお待ちいただきたい。