2回戦

続く2回戦、デビュー戦の小原に最強の相手が立ちはだかる。相手は現世界王者、予選1位のラブレイセン。

BMX出身の強みを活かし、鋭い瞬発力で頂点まで上り詰めた選手。大会前、小原が対戦したい選手の1人として挙げていた選手の1人だ。

胸を借りる思いで挑んだ小原であったが、レースは一方的な展開に。前攻めのラブレイセンが後ろで追走する小原の動きを見ながら徐々にペースアップしていく。

残り1周。ラブレイセンがペースをアップすると、その加速力に小原は付いていくことができず、差を詰められないままフィニッシュ。

ここで小原の2回戦敗退が決定した。

レース後、ジェイソンコーチから「積極的に攻めていけばチャンスはあった」と課題を突きつけられた小原。

決勝