準決勝

決勝に進出するためには、この準決勝で3着までに入らなければならない。

太田りゆ

迎えた準決勝。太田の組のメンバーは

ゾン・ティエンシー(中国)
太田りゆ(日本)
イ・ヘジン(韓国)
ソン・チャオルイ(中国)
ムスタファ・ファテファ(マレーシア)
リー・ホイヤン・ジェシカ(香港)

スタート後、ゾン→太田→イ→ソン→ムスタファ→リーの順で周回を重ねていく。

残り3周でペーサーが待避したすると、残り2周で一気にレースが動き出す。後方からイ・ヘジン(韓国)が先頭に出ると、その後ろにいたソン(中国)も共に上がっていく。しかし、ソンは先頭になることを嫌い、3番手となった太田の外側で並走することに。さらにバックストレートで太田に幅寄せして、強引に3番手の位置を奪う。

接触をさけた太田は、やむを得ずインコースによけて後ろに下がることになってしまった。結果、残り1周で4番手まで位置をさげた太田は、挽回をはかるも届かず4着でフィニッシュ。

電光掲示板の速報では、1着イ・ヘジン(韓国)。2着ゾン(中国)、3着にソン(中国)が表示される。

しかしレース後すぐに審判からのアナウンスが入り、ソンの違反走行が認められて降格が決定。太田が3着に繰り上がり決勝進出を決めた。

小林優香

準決勝、もう1組には小林が登場。

メンバーは
リー・ワイジー(香港)
小林優香(日本)
ドウィプトリ・クリスモニタ(インドネシア)
ワン・ズーチュン(台湾)
ヨン・ソニョン(韓国)
ロシディ・アニス・アミラ(マレーシア)

スタート後の隊列は、ワン→ヨン→リー→小林→ドウィプトリ→ロシディの順。

残り3周でペーサーが待避するタイミングで、隊列後方で牽制が入り、スピードが緩む。それをみた先頭のワン(台湾)は逆にペースアップ。後続の5人との差を広げて逃げ切り体制へ。

後続はリー・ワイジー、ドウィプトリ、ヨン、ロシディ、そして小林の順で追走。最後尾となってしまった小林だが、冷静に追い上げていく。

リー・ワイジーが加速させた集団は、最終3コーナーで先頭を走るワンを捕らえる。

そして、4コーナーを迎えるた時点で小林は3番手まで位置を上げ、さらにゴール手前でドウィプトリを交わして2着。決勝進出を決めた。1着はリー・ワイジー。

決勝