バンクリーグ発起人 加藤GMインタビュー

Q.バンクリーグの全ラウンドが終わりました。いかがでしたか?

無事に開催出来て大会も終えて、観客の皆さんの笑顔が見れてホッとしてます。

Q.日本のロードレース界にはどんな影響がありましたか?

日本のロードレースはレース形態が街中ではなく、交通封鎖がしやすい場所でしかレースが出来ないので、観客の皆さんに応援に来てくださいと簡単には言えない競技なんですよね。

キナンサイクリングチームで言えばツール・ド・熊野というホームレースがありますが、バンクリーグのような街中にアクセスしやすい場所で開催して「選手を身近に感じてもらえる場所」というのを自分たちから作っていかないと、自転車競技へのファンを作るのは難しいと開催してみて感じました。

バンクリーグ観戦で競輪場に初めて足を運んだという方が意外と多く、サッカーや野球のような観戦型スポーツとしてのバンクリーグをきっかけに、既存のロードレースファンや地域の方々が競輪にも興味を持って昔のように盛り上がれば、日本の自転車界ももっと盛り上がるのかなと感じました。

ロードレースだけでなく、競輪など同じ”自転車”という競技を共に盛り上げていくことが今後も必要ですね。

バンクリーグを終えて

バンクリーグ/Round4 宇都宮

開催毎に来場者は増え、最終戦の宇都宮ステージではジャパンカップサイクルロードレースからはしごしてきた層もあり、大勢の観客が会場へと足を運んだ。

“日本で自転車競技を盛り上げたい”という選手やファン、関係者の全員で作り上げるバンクリーグの今後の盛り上がりに目が離せない。

バンクリーグ 公式サイト