ブフリが後続突き放しての優勝

決勝はグレッツァー(オーストラリア)、ブフリ(オランダ)、プエルタ(コロンビア)、ビジエ(フランス)、アイラース(ドイツ)、ビノクロフ(ウクライナ)の6人。

6周回の内残り3周となったところでペーサーが退避し、レースは活性化された。スピードが上がり選手たちが一塊となったところ、およそラスト1周半でブフリが飛び出す。

後続は互いに周囲の出方を伺う形となり、タイミングを逃した後続の選手たちをブフリが突き放し、そのまま逃げ切って優勝した。

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脇本雄太選手のコメント

グレッツァーと接触しリムが壊れました。グレッツァーとは何か縁を感じますね。一回下がって様子を見てから上がり直そうと思っていましたが、前のペースが上がって追いつかなかったです。

展開によっては様子を見るのが正しかったと言える時もあると思いますが、今回はそうではない展開になったので上手くいきませんでした。ただ、少しでも可能性のある方に挑戦しないよりは挑戦した方が良いと思いますので、次回はそうしたいです。

あと少し、咄嗟の思い切った判断と勇気が必要だと実感しています。

新田祐大選手のコメント

勝負所を逃したのが(2回戦の)敗因でした。ちょっと気持ち負けしてしまったのかと思います。

フランスの選手が後方から上がってきた時に自分は先に出なければいけなかったのですが、前のブフリが気になってレースに参戦出来ていなかったです。

あと、自分の力を出し惜しみする癖があるので、それをしないようにしたいと思います。

マティエス・ブフリ選手のコメント

僕は単純に速く、強くなっていると思います。残り2周を切って、周りが様子見になっていたのでフルパワーでダッシュしました。

フィニッシュまで50mを切り、脇から後ろを覗いたら誰もいなかったので、最後まで粘ることが出来ました。

ケイリンでの優勝は格別です。Yeah!

男子ケイリン 結果

順位 チーム 名前
1 BEAT CYCLING CLUB BUCHLI Matthijs
2 ドイツ EILERS Joachim
3 フランス VIGIER Sebastien
4 コロンビア PUERTA ZAPATA Fabian Hernando
5 オーストラリア GLAETZER Matthew
6 ウクライナ VYNOKUROV Andrii
11 ドリームシーカー 新田祐大
12 日本 脇本雄太
30 JPC 渡邉一成

大会公式リザルト(PDF)

Photo & Text : Mizuki Ida