10月3日、取手競輪場で茨城国体(第74回国民体育大会)の自転車競技5日目に男子ポイントレース決勝が行われた。全日本選手権ロードレースU23で2位も獲得している栃木県の石原悠希InterPro Cycling Academy/ 順天堂大学)が合計47ポイントで優勝を果たした。

優勝した石原と、小出樹(京都産業大学 / 長野県)、片桐東次郎(日本大学 / 新潟県)の3名が序盤からポイント周回で上位得点を分け合い、さらに集団を1周追い抜きし、ぞれぞれ20ポイントの周回得点を加算。

後半で渡邉翔太郎愛三工業レーシング/ 岐阜県)と貝原涼太(日本大学 / 福岡県)の2名が逃げて得点を重ねて追い上げを見せたが届かず、序盤で逃げた3名が上位入賞を占める結果となった。

優勝候補の一角、近谷涼(三和シヤッター /TEAM BRIDGESTONE Cycling/ 富山県)は序盤で落車。しばらく動けずにいたがレースへ復帰。その後必死の追い上げをみせ、7位入賞を果たした。

成年男子ポイントレース リザルト

1位:石原悠希(InterPro Cycling Academy / 順天堂大学)47ポイント
2位:小出樹(京都産業大学 / 長野県)46ポイント
3位:片桐東次郎(日本大学 / 新潟県)44ポイント
4位:渡邉翔太郎(愛三工業レーシング / 岐阜県)
5位:貝原涼太(日本大学 / 福岡県)26ポイント
6位:馬越裕之(中央大学 / 奈良県)8ポイント
7位:近谷涼(三和シヤッター / TEAM BRIDGESTONE Cycling / 富山県)7ポイント
8位:矢部駿斗(法政大学 / 岡山県)5ポイント

大会公式リザルト