9月2日から4日にかけて大宮競輪場にて行われていたスポーツニッポン新聞社杯争奪戦(FI)。レースに出場していたテオ・ボス(オランダ・BEAT Cycling Club)が初日から全て1着で優勝。今シーズン自身4勝目とし、次は最後のレース(別府 9月18日~20日)に向けて好調ぶりを見せた。
4日に迎えた決勝。既に少なくなった今期の短期登録選手たちの中で残っていたテオ・ボス(オランダ・BEAT Cycling Club)とデニス・ドミトリエフ(ロシア)が出場した。
最終11R出場選手一覧
植原琢也 | 埼玉 |
デニス・ドミトリエフ | ロシア |
内藤秀久 | 神奈川 |
石毛克幸 | 千葉 |
芦澤大輔 | 茨城 |
今野大輔 | 愛媛 |
テオ・ボス | オランダ |
金子哲大 | 埼玉 |
室井健一 | 徳島 |
最終11Rレースレポート
最終周回に入ると5~6車身ほど大きく先行し多勢を引き離す今野と室井。その後ろには植原、金子、芦澤の関東勢が続き、ドミトリエフとボスのラインは関東の後ろとなる。
最終2コーナーから後続の追い上げが始まり、ドミトリエフが残り半周で外から上がっていくが、その時ボスは少し遅れてしまう。しかし3コーナーに入るころにはドミトリエフの後輪にぴったりと付け、4コーナーを抜けると大外から一気に加速し1着。2着にはドミトリエフ。
3着には最後に外側から攻めた金子が入った。この結果ボスは初日からの成績をピンピンピン(1着、1着、1着)とし、完全優勝でこの開催を優勝する形となった。