8月1日、『令和元年度 全国高等学校 総合体育大会 自転車競技大会(インターハイ)」トラック競技種目の最終日に各種目の決勝が行なわれた。男子1kmTT決勝では市田龍生都(福井科学技術高校)が大会新記録となる1分4秒596で優勝を飾った。女子ケイリンにおいてはアジア選手権ケイリン銅の飯田風音が優勝を果たした。
最終日に決勝が行なわれた短距離種目の男子1kmTT、男子スプリント、男女ケイリンの模様をお届けする。
1kmTT、市田が3大会目の大会記録更新
32名が出走した1kmTT。海沿いの大会会場は強風も吹くなどがあり、6秒台での優勝争いと思われた。しかし最終組へ出走した市田龍生都(福井科学技術高校)が大会新記録を更新する1分4秒596で優勝。
市田は過去に国体、選抜大会の1kmTTでも大会記録を塗り替えており、ジュニアの日本代表として国際大会にも出場経験がある。
「新記録を残すという想いで挑んだ」市田龍生都コメント
Q.今回のインターハイはどのような想いで臨みましたか?
これまでに国体、選抜大会と大会新記録を塗り替えてきました。今回は勝つことよりも、大会新記録を塗り替えて新記録を残すという想いで挑みました。
Q.トラックジュニア日本代表としては?
世界選手権などで世界チャンピオンになれるかはまだわからないです。ですが、まずは国内で”最強”と呼ばれるまで自分を高めていきたいです。
Q.将来的にオリンピック出場などは?
もちろん目標ではありますが、世界選手権同様まだまだ先の話ですし、現状に満足せずもっと自分を磨きたいです。
1kmTTリザルト