スリッピーな路面に多くの選手が苦しんだ
オノデライダーの愛称で人気の小野寺玲は男子エリートのタイムトライアルにて8位。中盤での落車でリズムを崩し、思うような走りが出来なかったとブログに記しています。チームメイトのワンツーの裏で彼が抱える想いとは。
全日本ITT、落車で全てを台無しにしてしまいました。
レース前にあれだけ落車の情報を得ていたにもかかわらずミスをしてしまいました。増田さんの初のタイトル獲得だというのに1人だけ落ち込んでいて本当に申し訳ない。
応援してくださった皆様、ありがとうございました。
— 音速戦士オノデライダー (@maverick_rei) 2019年6月27日
昨年の全日本TTチャンプであり、トラックでもナショナルチームで活躍する窪木一茂は落車に泣かされる結果に。翌日のロードレースでもブリヂストン勢は苦戦を強いられることとなりました。
全日本選手権個人タイムトライアル、
1周目の下りのコーナーで転倒し立て直すことが出来ず走りきりました。
😌沿道からの応援ありがとうございますhttps://t.co/rpH44Kck2r pic.twitter.com/5lhJjQe1zV— Kazushige Kuboki(窪木一茂) (@kakka0606) 2019年6月28日
悪天候下での機材選び
最強のホビーレーサーの代名詞でもある⾼岡亮寛は、悪天候下でのディスクブレーキのメリットに言及しています。
まぁ速い人は機材関係なく速いし遅い人(下手な人)は機材で速くはならないけど、ディスクブレーキの雨天での優位性ははっきり感じた。それが今日唯一の収穫かな #全日本ロード
— Akihiro Takaoka (@RoppongiExpress) 2019年6月30日
また、愛三工業レーシングチームも雨中でのアドバンテージを求めディスクロードを導入。
本日の全日本ロードレースでは2台のDE ROSA SK Discが出走しております。
レースへのディスクロード導入が進む中、遂に愛三工業も本格導入です。
今日の天候とコースではアドバンテージを得らると思います。
ご声援よろしくお願いします!🙂#aisanracingteam#DEROSA#SKDisc#SHIMANO#全日本ロード pic.twitter.com/8aXNE5el25— 小松定俊 (@kurousagi_lapi) 2019年6月30日
男子エリートの1-2位がディスクブレーキを使用していたこともあり、世界的にムーブが起きているディスクロードの導入が国内のレースシーンでどこまで加速するのかにも注目です。
プロに挑んだアマチュアライダー達
6/13周DNFで60人中30番目、これが今の私の限界の限界でした。初めての全日本ロードは自分史上最高に過酷なレースだった…!
まずは少しだけオフを取ってから練習再開します。ホビーレーサーとしてどこまでいけるか分からないけど、少しでも強豪たちに近づけるように。
応援ありがとうございました!🙇♀️— ゆうきち (@youkichi_road) 2019年6月30日
全日本選手権を走っているのはプロ選手だけではありません。普段は他に仕事を持つ傍らアマチュアとしてレースに参戦し、全日本への参加資格を得ている選手もいます。
アマチュア選手のレベルも急速に上がってきており、2015年の全日本TTでの中村龍太郎のような下克上で会場を沸かす日がまた来るかもしれません。
全日本選手権、4周回目に入ろうとした時に足切りDNF…1周目で1パックと2パックに別れこの位置に。2周回目に入った後の1パックへジョインしようとする動きがあり、ハイスピードで下ったダンロップコーナーにて落車。直ぐに復帰し3パックで走るも足切りとなりました。
後続の方本当にすみませんでした。 pic.twitter.com/ej2D7wgJdw— ryuta〽6/30全日本選手権 (@Plakad1ryuta) 2019年6月30日