松井宏佑選手

まだ自転車競技での経験やレースに出たことがないので、今回初めて海外という舞台でやりますが、もっている力を全部出し切って、次に活かせるようなレースをしたいです。競輪で連戦が続いていたので疲れもありますが、力を出し切りたいです。

周りのナショナルチームの選手たちは強いですが、少しでも後れを取らないようにしたいと思います。まだ自分は経験もパワーもスピードもなくまだまだという感じですが、ブノワコーチからも「今回はちゃんと出し切れ」と言われています。

Q:ナショナルチームにはどんな経緯で入ったのでしょうか?

競輪学校の時に「来てみたらどうか?」と誘われ、競輪学校を卒業してからもそのような形で話を受けました。自分としてはスピードスケートをやっていた時からオリンピックの舞台には憧れていたので、これはチャンスが巡ってきたと思い挑戦してみました。

ブノワ・べトゥ短距離ヘッドコーチ

Q:今回のロシア遠征における目的は?

3つあります。

まずは何人かの選手にとってはワールドカップ出場のためのポイント獲得。そしてスプリントについては技術や戦術の向上、最後にいつものやり易い環境ではなく、そこから抜け出すこと、自転車競技の根本的なところをもう一度感じさせるために、ここに来ています。

表彰台、メダル、優勝、それらは当然狙いますが、闘争心をもって走ることが大事だと思います。

Q:松井宏佑選手も連れてきましたが、その意味は?

松井に関しては未来というか、長いスパンで考えて経験を積むために連れてきています。

短距離チーム、ロシア3連戦

と皆さんの意気込みを紹介しました。

今回は2週間で3大会:トゥーラ(27~29)/モスクワ(1~3)/サンクトペテルブルク(5~7)に出場!最初の2大会は全員がスプリントとケイリンに出場し、最後の大会にはチームスプリントにも出場する予定となっている。大会の公式情報がWEB上に出るのか・・・・な?確認でき次第お伝えします。

More CADENCEではトゥーラ&モスクワを現地レポート予定。