男たちのプライドを懸けた戦い、1kmタイムトライアル。オリンピックの種目でもなく、走った後には地獄の痛みが脚を襲う・・・でも勝ちたい。それが1kmタイムトライアルだ。
『世界選手権トラック2019』の1kmタイムトライアルへ出場した選手は各国から19人。2018年にこの種目で銅メダルを獲得した”テオ様”ことテオ・ボス(オランダ)、2017年2位のクエンティン・ラファルグ(フランス)とトマシュ・バベクなど精鋭が揃った。
この種目のタイムの基準はこんな感じで見るとわかりやすい。
1分3秒~1分2秒:これでは勝てない
1分2秒~1分1秒:まあまあ
1分1秒~1分0秒5:かなり速い
1分0秒5~1分0秒00:すげぇ速い
1分0秒00以下:ファンタスティック
タイムトライアル方式の予選を行い(上位8人が通過)、勝ち上がった8人がタイムが遅い選手から順に決勝を走っていく。決勝は最後に近づくに連れて、速い選手が出てきて盛り上がる、そんな進み方になっている。
予選の結果は以下の通り
4位)ラモン:1分00秒550
5位)スコット: 1分00秒790
6位)ユルチック:1分01秒002
予選でファンタスティックな結果を出したのはラファルグのみ。しかし続くボスは僅かコンマ3秒の差と接戦となった。