今シーズンのワールドカップで初のメダルを獲得した梶原悠未。世界のトップ選手を相手に獲得した銅メダルの価値、そして自分ではレースをどう見ていたのか?
Q:全体的に見て、レースはどうでしたか?
2種目目のテンポレースで自分の走りができずに凄く勿体無いレースをしてしまったのですが、そこから気持ちを入れ替えました。
最近上手く走れていなかったエリミネーションで2位に入れたこと、そして最後のポイントレースではメダルを狙ってしっかり下位の選手を逃がさないように集団を自分の脚でコントロールできて掴み取った3位だったので、凄く自信に繋がりました。
Q:最後のポイントレース、やり辛さなどはありましたか?
自分より下位でスタートした選手たちとの点差があまり無かったし、暫定6位までの選手は体力もあって逆転できる力がある選手だということは知っていたので、その辺りの動きに注意しながら、更に上位を狙っていくというのは凄く難しかったです。
Q:4種目ありましたが、一番難しかったのは?
一番頭を使ったのがポイントレースです。でも頭を使って、自分の中で納得のいくレースが出来ました。最後に10点取れば2位に届いたという悔しい部分はありますが、その悔しさを世界選手権に繋げたいと思います。
Q:優勝したエドモンソン選手との差で感じることは?
レース全体で見ていると、彼女の走り方には余裕があったので、そういう点で自分とは差があったと思っています。
Q:世界選手権に向けての課題は?
まだまだ4種目全てを上位でフィニッシュすることが出来ていないので、一種目一種目、もっと精度を高めていって順位を大きく崩すことがないようにして、最後のポイントレースでは優勝争いに加われるような選手になりたいと思います。
Q:スプリント、梶原選手のスピードがかなりの武器になると外から見ていると思ったのですが、その辺りは自信がありますか?
スピードには自信を持って走ることが出来ました。やっぱり自分のレースを行うことが課題なのかなと思います。自分のレースが出来た時にはしっかりとした順位が獲れているので、自分の力をもっともっと世界の選手に見せつけるような勢いで、勇気を持ってレースをしていきたいと思います。
Q:最後に銅メダルは嬉しいですか?
はい!凄く嬉しいです。今大会はメダルを獲ることを目標にしてきたので、有言実行できたことは自信に繋がりました。