2021年5月20日(木)、千葉市は『(仮称)250競輪』の開催時期をコロナ禍の影響により、当初予定の7月から10月へ変更すると発表した。7月の開催に向け関係団体等と協力し各種準備を進めてきたが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、経済産業省や公益財団法人JKAなど関係団体と協議を重ねた結果、開催時期の変更を決定した。

現在千葉市は開催時期の変更理由を「まん延防止等重点措置が適用されておりイベント等の開催が制限されていること」「新たな競輪の開催告知や事前のプロモーションなどの実施も困難となっている中、7月の事業開始は難しいものと考えられる」「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催期間も考慮し、機運を最大限活用できる10月開始が適当と判断した」としている。

千葉市は(仮称)250競輪は世界初の国際規格(250m木製バンク)で行われる競輪。開催場所となる千葉競輪場は500m屋外バンクとして1949年に開設、2017年に250m屋内バンクへの改修が決まり、2019年より改修工事が行われている。施設名称は仮称『千葉公園ドーム』改め、2020年12月に『千葉JPFドーム』に決定された。