脇本雄太「過信しているかもしれないが」

(残り1周半の時点で)スピードを上げる直前で浅井さんのブロックに合いましたが、僕の中ではあの瞬間が勝負の分かれ道でした。自分の中で、まだまだ反省するところがあると思います。

KEIRINグランプリ2018

あの瞬間に自分が作っていたフォームが全部崩れ、そこから再び1から力を入れ直したので力を大きくロスしましたね。そのような事態が起こると予測した上で仕掛けていかないといけないと思います。

脇本雄太

勝負の世界なので当然負けることの方が多いのですが、経験を詰むことが出来ました。

最終的に自分の中ではあの仕掛けでもしっかり最終4コーナー勝負が出来ると思っていたのですが、グランプリは甘くないという感じです。まだまだ進化したい自分がいます。これからも進化し続けたいと思います。目標を見失わず、次に向かって頑張りたいです。

Q:残り700mで仕掛けました。そのことについてブノワ・ベトゥコーチは「仕掛けるのが早すぎた」と言っていましたが、その辺りは?

焦りというか、いつものレースのスタイルがあるので、クセで行ってしまうというヤツですね。過信しているかもしれませんが自分の中では最後まで行ける自信がありました。

脇本雄太

Q:フォームが崩されたということですが、それを感じたのは今回が初めてでしょうか?

そうですね。他の選手は縦に抜けていくので、普通はあれ程横に振ってくるのは無いかと。でもその普通が通用しないレースがグランプリなんだなと。これが日本の競輪ですね。