ドイツ現地時間の12月2日『2018-2019トラックワールドカップ第3戦』最終日に行われた女子ケイリン、小林優香と太田りゆが準決勝へと勝ち上がった。日本勢は異なる組での戦いを行うことになった。
第1組:太田りゆ
ファンリーセン(オランダ/BEAT Cycling Club)
ゾン・ティエンシー(中国)
ヒンツェ(ドイツ)
太田りゆ(日本)
クルペツカイテ(リトアニア)
グニデンコ(ロシア)
まずは太田が決勝進出をかけて臨む第1組。
太田は残り2周となって集団の最後尾に位置する展開。残り1周となる時点でファンリーセンが飛び出し単独で先頭へ上がると、全員のスピードが上がる。
最終周回で太田は外から仕掛けるも、前には届かず。決勝進出はファンリーセン、ヒンツェ、クルペツカイテが勝ち取った。太田は5着となり7-12位決定戦へ回ることになった。
第2組:小林優香
モートン(オーストラリア)
バヨナ(コロンビア)
小林優香(日本)
イ・ヘジン(韓国)
ブラスペニンクス(オランダ)
ボイノワ(ロシア)
第2組は小林がペーサーの後ろとなる先頭で周回を重ねて、最後の3周へと入る。
小林を含め、誰もがモートンの動きを警戒する中、残り2周となるところでモートンが外から上がり先頭へ。
この動きに出遅れた小林は残り1周の時点でボイノワと共に差を付けられて追う状況となるが、最終的には内側から加速し、なんとか3着で決勝進出を果たした。
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