2018-2019トラックワールドカップ第3戦』男子チームパシュートには、全18チームが参加。今大会に日本チームの出場は無し。チームパシュートは基本的に4km、トラック16周を走りタイムを競う競技。予選の上位8チームまでが1回戦へと進み、1回戦上位4チームがメダル決定戦へと進む。決勝4チームがメダルの色を争う勝ち上がり方式の種目。

レースは現世界記録を保持するオーストラリアチームが他を寄せ付けない完璧な展開で予選、1回戦、そして決勝と全てのレースで全体のトップタイムを記録。更にレースを重ねるにつれてタイムを上げていく“ハンパない”走りを見せた。

決勝はワールドカップ第1、2戦でこの種目を引っ張ってきたデンマークとの対戦。中盤にかけてリードを許すも、一定のペースで走ったオーストラリアは終盤に挽回することに成功。最後はおよそ3秒の差を付けて先着し、表彰台の頂点へと上った。

Australia (WELSFORD Sam, O’BRIEN Kelland, PORTER Alexander, HOWARD Leigh)

Denmark ( JOHANSEN Julius, HANSEN Lasse Norman, PEDERSEN Rasmus, von FOLSACH Casper)

レイ・ハワード(オーストラリア)

レイ・ハワード(左から2人目)

決勝ではデンマークが僕らより速かった時間帯があったけど、僕たちは自分たちのコーチ、作戦を信じて走ったよ。コーチからは「デンマークは最後の1kmで失速するから心配するな」と言われていたからね。僕たちはペースを一定に保って、最後には逆転することが出来たから嬉しいね。

銅メダルはカナダ