平昌冬季オリンピックのスピードスケートでの日本チームの活躍により有名となったチームパシュート(団体追抜き)。
実は自転車トラックレースでも同じような種目があるのはご存知でしょうか?動画と文章で、チームパシュートのルールをご紹介します!
チームパシュート(団体追抜き)のルール解説動画
チームワークとスピードのチームパシュート(団体追抜き)とは
チームパシュート、またの名を『団体追抜き』は1チーム4名で、4kmを走ります。
4名が同時にスタートし、風除けとなる先頭交代を繰り返しながらスピードを維持。3人目の完走タイムがチームのフィニッシュタイムとなります。
予選はタイムトライアル。8チームが1回戦へと進みます。1回戦からは2チームがホームとバックに分かれ、同時にスタートする対戦方式。1回戦は予選のタイムを基に以下の組み合わせで走ります。
6位のチーム 対 7位のチーム
5位のチーム 対 8位のチーム
2位のチーム 対 3位のチーム
1位のチーム 対 4位のチーム
1回戦の結果によってメダル決定戦へと進むのは以下のチーム。
6位のチーム 対 7位のチーム
5位のチーム 対 8位のチーム
2位のチーム 対 3位のチーム→勝った方が決勝へ
1位のチーム 対 4位のチーム→勝った方が決勝へ
3位決定戦は決勝へ進むチーム以外でタイムが良かった2チームが戦うことになります。
メダル決定戦は相手より先にフィニッシュするか、レース途中で相手に追いつけば勝利となります。
4人が力を合わせることで維持されるスピード。風圧と戦うための一糸乱れぬチームワーク。チームパシュートはフィニッシュまで気の抜けない、さまざまな要素が求められる種目です。
更に知りたい方はこちらのJCF競技規則まで。