デビューして約1年になる新人選手のうち、平均競走得点上位者が出場する『第127回生ルーキーチャンピオンレース(若鷲賞)』(3月8日 松山競輪場)の出場者が決定した。
同期同士でのレースというと、この『第127回生ルーキーチャンピオンレース(若鷲賞)』。のほかに日本競輪選手養成所の卒業記念レース、そして『ルーキーシリーズプラス*』が思い浮かぶ。そこで、この記事では過去の『卒業記念レース』『ルーキーシリーズプラス』『ルーキーチャンピオンレース』の優勝者をまとめた。
※2020年から実施。「ルーキーシリーズ」上位成績者が選出されるレースで、2022年までは年に2回、以降は年に1回実施されている
各レースの優勝者
| 期 | 卒業記念レース | ルーキーシリーズプラス | ルーキーチャンピオンレース |
| 109 | 太田竜馬 | – | 酒井拳蔵 |
| 111 | 南潤 | – | 南潤 |
| 113 | 藤根俊貴 | – | 宮本隼輔 |
| 115 | 山本修平 | – | 朝倉智仁 |
| 117 | 青柳靖起 | 松岡辰泰・青野将大 | 山口拳矢 |
| 119 | 桑名僚也 | 犬伏湧也・志田龍星 | 犬伏湧也 |
| 121 | 纐纈洸翔 | 纐纈洸翔・室井蓮太朗 | 安彦統賀 |
| 123 | 荒川達郎 | 棚瀬義大 | 篠田幸希 |
| 125 | 森田一郎 | 森田一郎 | 阿部英斗 |
| 127 | 三神遼矢 | 丸山留依 | ?? |
南潤が“二冠”を達成
上記のとおり『ルーキーシリーズプラス』は2019年以前には実施されていないが、111期(2017年デビュー)の南潤は『卒業記念レース』『ルーキーチャンピオンレース』の両方で優勝。さらに南は、2018年の『ヤンググランプリ』で2着という成績を残しており、いわば“ヤンググランドスラム”(そんな言葉はないが……)まであと一歩という成績を残したと言える。
それ以外では、119期(2021年デビュー)犬伏湧也が『ルーキーシリーズプラス』『ルーキーチャンピオンレース』で優勝、121期(2022年デビュー)の纐纈洸翔と125期(2023年デビュー)の森田一郎が『卒業記念レース』と『ルーキーシリーズプラス』を制覇。体系が確立されて以降の“3冠”達成者はいないが、後に犬伏はS級S班まで上り詰め、纐纈は『ヤンググランプリ2024』で優勝したことも記憶に新しい。
なお、女子も3月に若手選手の登竜門的なレースといえる『ガールズフレッシュクイーン』が実施される。『ガールズフレッシュクイーン』は直近2期の選手が参加するレースのためやや性格が異なるが、過去にはナショナルチームの一員としても活躍した梅川風子が『卒業記念レース』とのW制覇を達成している。
スターへの階段をいち早く駆け上がるのは?
貴重な同期対決の場となる卒業記念レース、ルーキーシリーズプラス、ルーキーチャンピオンレース(若鷲賞)。その後に長く続いていくストーリーのプロローグとしてみると、また違った味わいがあるだろう。
また、例年3月に行なわれる『ルーキーチャンピオンレース(若鷲賞)』は、養成所の卒業から約1年後に行なわれる、というところが特徴のひとつ。養成所時代からどのように力関係が変化しているのか、そしてその後の物語にも思いを馳せながらご覧いただきたい。
大浦彩瑛、北岡マリアらが選出『第8回ガールズフレッシュクイーン』 出場予定選手発表/3月22日 防府競輪場 ウィナーズカップ内