12月28日よりスタートする、『KEIRINグランプリ2025』シリーズ。
初日には『ヤンググランプリ』、2日目に『ガールズグランプリ』、そして最終日となる12月30日に『KEIRINグランプリ』が行われる。

前検日となる12月27日、午前中は雪もチラつく天気のなか、決戦の舞台となる平塚競輪場に続々と選手たちが集結*。
※『KEIRINグランプリ』のみ、前検は12月28日となる。

この記事では、『ガールズグランプリ2025』に出場する7選手の声をお届けする。

ガールズグランプリ2025

車番 選手名 府県/期別
1 佐藤水菜 神奈川/114期
2 児玉碧衣 福岡/108期
3 久米詩 静岡/116期
4 梅川風子 東京/112期
5 尾崎睦 神奈川/108期
6 坂口楓華 愛知/112期
7 山原さくら 山口/104期

1番車:佐藤水菜

Q:今年はどんな1年でしたか?

順調すぎる、充実した1年だったと思います。

Q:『競輪祭女子王座戦』以降は、どのような調整を?

前夜祭(12月19日)の日がナショナルチームとしての締め日だったので、それ以降の1週間は個人で練習してきました。小倉の時は自転車の面で不安があったのですが、ガールズケイリン用の自転車に乗る時間を作ることができた。機材の面での不安は拭えたと思います。

Q:平塚バンクの印象を教えてください。

去年は『オールスター競輪』で優勝することができましたが、2022年のグランプリでは落車してしまったバンク。しっかりとゴールまで頑張りたいです。

Q:本番に向けて、意気込みをお願いします。

1年の集大成となるような、カッコ良いレースができるように頑張ります。

2番車:児玉碧衣

Q:今年はどんな1年でしたでしょうか?

正直なところ「選手を辞めようか」と思うくらいの状態で入ったのですが、4月の『オールガールズクラシック』前に(角)令央奈さんにメニューを組んでもらうようになり、そこからは毎日練習をこなすということを考えてきた1年でした。G1での優勝はできませんでしたが、気持ちの面では回復できた。そこは良かったと思います。

Q:それほどメンタル面で落ち込んでしまった理由は?

グランプリを制し、地元でのG1も優勝できたことで、少し目標を見失ってしまった感じはありました。精神的に疲れてしまったというか……葛藤はありました。そういった背景もあり、今は大きい目標を立てるのではなく、少しハードルを下げて毎日の練習に焦点を当てています。

Q:今回、新車で臨むとうかがっています。

はい。TS-9を持ってきました。ぶっつけ本番で挑むのはどうかという思いもあったのですが、直前の武雄開催(12月10〜12日)決勝で2着だったことで、そこで決心しました。たしかにリスキーではありますが、かといって、G1で結果が出せていない現状のままではいけない。新しいことを試していかなきゃならないと感じていますし、そのおかでげモチベーションも上がっていると思います。

Q:直前の練習は状態はいかがですか?

久留米で開催があったこともありバンクには入れませんでしたが、体調面はかなり良い感覚です。フレームが固くてパワーが必要であることを痛感していますが、レースでマッチしてくれればと思います。


Q:平塚バンクにはどのような印象がありますか?

2018年のグランプリで優勝したバンク。苦い思い出もありますが、走りやすいイメージはあります。

Q:本番への意気込みをお願いします。

直前に奥井(迪)さんに会って、「楽しんで」と声をかけていただき、楽しむことを忘れてたなと思いました。楽しみながら、優勝を目指して、自力で頑張ります。

3番車:久米詩

Q:今年1年の振り返ってみて、いかがでしたでしょうか?

結果としては物足りない1年だったと思います。自分としては波もあったと感じますが、その中でも優勝回数を重ねてグランプリに乗ることができた。そこは良かったです。

Q:直前の調整の感触は?

前夜祭くらいまではしっかりと練習で追い込んで、そのあとはしっかりと疲労を抜いてきました。良い状態だと思います。

Q:平塚競輪場のイメージを教えてください。

すごく走りやすいですし、お客様からの声援もすごく大きいイメージです。走っていて楽しいバンクだと思います。

Q:本番に向けて一言お願いします。

獲る準備はしてきました。自力自在で、自分の力を出し切るレースができればと思います。

梅川風子、尾崎睦、坂口楓華、山原さくらインタビュー

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