10月21日にフランスで行われた2018-2019トラックワールドカップ第1戦、最終日に行われた女子ケイリンには25人が出場。日本からは太田りゆ、小林優香の2人がワールドカップ初戦の頂点を目指し挑んだ。
予選
4組に分かれて行われた1回戦は太田が第1組に、小林が第2組。それぞれの組で2着までが準決勝に進出し、それ以外は敗者復活戦へと回る。
第1組:太田りゆ
太田りゆの相手はファンリーセン(オランダ)、シュメレワ(ロシア/RVL)など強豪も含むレースとなった1回戦。
太田はファンリーセンの後輪に付けてシュメレワと3人で先行。前からファンリーセン、太田、シュメレワとなっていたが、シュメレワが太田の隙を突き、インから前に出ると、最後まで先頭の2人は変わらず。太田は外から巻き返しを図るも、勝ち上がりの2着には届かず、敗者復活戦へと回る。
敗者復活戦では他の選手を突き放し、1着で準決勝へと駒を進めた。
第2組:小林優香
モートン(オーストラリア)やマーシャン(イギリス)が小林優香のライバルとなった第2組。
小林は残り2周を前に最後尾から仕掛ける形となった。残り2周、小林が外から上がっていく後ろにマーチャンが付く。残り1周を切るとペースを上げて外から一気に前を伺う小林。最終ストレートでモートンと並び、モートンが1着、小林が2着となり。準決勝進出を決めた。