8月8〜10日に宇都宮競輪場で開催される『第1回女子オールスター競輪(G1)」、8月12〜17日に函館競輪場で開催される『第68回オールスター競輪(G1)』。
6月23日(月)に、JKAによる「投票結果発表記者会見」が実施された。
男子1位の古性優作(大阪/100期)、女子1位の児玉碧衣(福岡/108期)が登壇した記者会見の模様をレポートする。
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古性「新山くんは顔がイケメンでレースもかっこいいのに……」
Q:ファン投票で1位に選ばれた今のお気持ちをお聞かせください。
児玉:今年も1位に選んでいただき、本当に嬉しいです。少しずつ調子も上がってきているので、恩返しができるように精一杯頑張ります。
古性:まさか1位になれるとは思っていなかったので、感謝の気持ちでいっぱいです。
Q:児玉選手は9年連続、古性選手は2年連続でのファン投票1位となります。
児玉:票数も2万票を超えるほどいただいて、めちゃくちゃ嬉しいです。結果で恩返しすることが一番だと思っています。
古性:本当にびっくりしました。新山くんは顔がイケメンでレースもかっこいいのに……そうではない僕に投票していただいて、本当に嬉しいですね(笑)。
2人にとってターニングポイントとなったオールスター
Q:『オールスター』というレースは、お2人にとってどのようなレースでしょうか?
児玉:当時は単発のレースでしたが、2018年の「ガールズドリームレース」が初めてのタイトルでした。その年はそこからグランプリも獲ることができ、自分のなかでターニングポイントになった大会です。
古性:僕も、2021年の『オールスター競輪』が初のG1タイトル。昨年は初めてファン投票1位をいただき、その結果優勝することもできました。自分の競輪選手人生において、重要な大会だと感じています。
Q:お2人の“推し選手”を挙げるとしたら?
児玉:うーん……やっぱり隣にいる古性選手ですかね(笑)。ガールズ選手なら、憧れの選手である奥井(迪)さんに投票したいです。
古性:女子は、“あおたん(児玉)”一択です(笑)。男子では、脇本さんとか清水くんに投票すると思います。
“初代覇者”を狙う児玉
Q:8月の開催に向けて、意気込みをお願いします。
古性:『高松宮記念杯競輪』で、強い選手たちにトレーニングの方法をいろいろ聞くことができました。オールスターまでに、少しでも脚力アップできたらいいなと思います。
児玉:先日の『パールカップ』では、とても悔しい思いをしました。『パールカップ』は第1回大会で優勝させてもらっているので、今回の『第1回女子オールスター競輪』も勝てるように頑張ります。
勝ち上がりの変更は「今知りました(笑)」
なお、6日制で実施される『第68回オールスター競輪(G1)』。今年より概定番組が変更が行われ、ファン投票上位選手が出場できる「ドリームレース」「オリオン賞レース」出場者は、着順次第で4走(一次予選から出場の場合は5走)となる。
会見終了後の古性に話を聞くと、「(変更があったことを)いま知りました(笑)。休みは絶対に多い方がいいので、それは死に物狂いで行かないとならないですね。事前にちゃんと見ておくべきでしたね(笑)」とコメント。
続けて、投票上位選手が集結する「ドリームレース」ならではの対策を考えているかと聞いたところ、「いつも通りのレースを見せることが大事なレースだと思っています。投票で選んでいただいたのは、普段の走りを見てもらった結果。それに応える走りを見てもらいたいですね」と話してくれた。