『第68回オールスター競輪(G1)』『第1回女子オールスター競輪』に向けて実施されていたファン投票の結果が6月23日に発表。
本記事では、投票上位に入ったナショナルチームメンバーの結果を、中間順位とあわせて紹介していく。
女子 投票結果上位選手
選手名 | 中間発表順位 | 最終結果順位 |
佐藤水菜 | 3位(6,069票) | 3位(16,489票) |
仲澤春香 | 10位(2,423票) | 14位(5,792票) |
佐藤水菜が「ガールズドリームレース」出場
G1としての記念すべき初開催となる『第1回女子オールスター競輪』。『オールガールズクラシック』『パールカップ』と今年のG1連続優勝中の佐藤水菜は、ファン投票最終3位となり「ガールズドリームレース」出場権を手にした。
佐藤水菜にとっては、女子選手史上初の「グランプリスラム」(=すべてのG1とグランプリを制すること)にリーチをかけて迎えるこのG1。偉業達成に向けて、大きなアドバンテージとなりそうだ。
一方、『パールカップ』でG1初出場を果たし決勝まで勝ち上がった仲澤春香は最終で14位。中間では「ガールズドリームレース」まであと一歩、という位置だったが、順位を落とすこととなってしまった。
男子 投票結果上位選手
選手名 | 中間発表順位 | 最終結果順位 |
太田海也 | 9位(4,284票) | 10位(10,279票) |
中野慎詞 | 12位(2,628票) | 13位(6,273票) |
山﨑賢人 | 20位(1,413票) | 22位(3,275票) |
3選手が特別レース出場圏 しかし……
太田海也、中野慎詞、山﨑賢人の3選手が「オリオン賞レース」に出場資格を得られる最終順位に。
しかしながら、中間発表から“手痛いランクダウン”となったのが、太田海也。
中間発表では「ドリームレース」出場圏内の9位だったが、最終結果では順位をひとつ落とし10位。
見事9位に入り「ドリームレース」出場権を手にした松浦悠士との差は「703票」。わずかな差が、明暗を分ける結果となった。
ちなみに松浦悠士は中間発表で8位。中間発表から逆転で上位に飛び込んだのは清水裕友(中間発表:11位→最終:8位)。
太田は、直近の『高松宮記念杯競輪』で清水、松浦とそれぞれラインを形成。奇しくも、その3人による「ドリームレース」争いとなった。
【最終結果】
8位:清水裕友(11,488票)
9位:松浦悠士(10,982票)
10位:太田海也(10,279票)
投票結果がどんなドラマにつながるか?答えは8月に
特に男子は今年から概定番組が変更となり、ファン投票の価値がより高まることとなった。わずかな差によって生じたドラマが、どんな結末につながるのか、そういったポイントでご覧いただくと、“真夏の祭典”をよりお楽しみいただけるのではないだろうか。
答えは8月に。楽しみに待ちたい。